読書を通じて地域課題をサポートする新たな試み
石川県金沢市を拠点とする公益財団法人ほくりくみらい基金が、12月2日より「チャリボン」と呼ばれる新しい寄付受付システムを開始しました。この取り組みは、不要になった本やDVDを寄付することで地域の市民活動団体を支援するというものです。読み終えた本が地域課題の解決に繋がる方法をご紹介します。
チャリボンとは何か?
「チャリボン」は、家庭や職場で不要になった書籍やDVDを簡単に寄付できるサービスです。寄付者がこれらを送ると、買い取り相当額がほくりくみらい基金に寄付される仕組みになっています。集まった寄付金は、地域内で活動する市民団体の支援に活用され、多様な研修プログラムや助成金の提供に役立てられます。
寄付金の使い道
寄付金は、北海道内での市民活動団体に対して、さまざまなサポートを行うために使われます。例えば、50,000円の寄付では市民活動団体への研修プログラムが1回提供されます。これにより、活動を続けるために必要な知識や運営体制の強化を図ることができます。さらに、100,000円の寄付では団体間の連携を深めるための伴走支援が行われ、持続可能な地域課題解決に向けた環境を整備します。また、500,000円の寄付は、助成金を通じて具体的なプロジェクト支援に繋がっていきます。
寄付方法について
寄付を希望される方は、書籍(ISBNコード付き)やDVD、ゲームソフトを準備し、『チャリボン』のウェブサイトにアクセスして申込みを行います。特に、アイドルCDやディスクオンデマンド商品を除いたすべての規格品が対象とされており、状態が良いものであれば寄付が可能です。すべての寄付商品の詳細や手続きについては、公式ウェブサイトで確認できます。
ほくりくみらい基金について
ほくりくみらい基金は、2023年4月に設立され、12月には公益認定を受けました。地域課題の解決を目指し、支援者団体への助成金の公募やボランティア活性化を推進しています。地域の人々が協力し合い、持続的な活動を行えるようなサポート体制を整えることが、同基金の重要な使命です。
この新たな取り組みを通じて、石川県における地域課題解決がより一層進んでいくことを期待しています。皆さんもご家庭に眠っている本やDVDを寄付して、地域の活動を支える一助となりませんか?詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。
公式サイト:
ほくりくみらい基金
公式Twitter:
@hokuriku_mirai
公式Facebook:
ほくりくみらい基金