コクヨと大阪商工会議所が協働プログラムを開始
コクヨ株式会社は、大阪商工会議所と業務提携し、関西エリアにおける人材育成とイノベーションを促進する新たな協働プログラム「pandoor」を2025年5月23日から運営すると発表しました。このプログラムは、企業間の共創や協働を通じて、ビジネスパーソンのキャリアを支援し、地域経済の活性化を図ることを目的としています。
業務提携の背景
現代の働き方改革や新しい生活様式が進む中、ビジネスパーソンのキャリア観は大きく変化しています。特に、企業外での経験を積みたい、新たなスキルを習得したいという意欲が高まる一方で、企業も社員の成長を後押しする必要性が増しています。加えて、人手不足に悩む中小企業では、新規事業や事業高度化に必要な人材を確保することが喫緊の課題となっています。このような中で、コクヨは大阪商工会議所との提携を進め、企業間協働プラットフォームを強化することを決定しました。
プログラム「pandoor」の特徴と期待される効果
「pandoor」は、大商の会員企業に対して、関西の大手企業に所属する多様なスキルを持つ人材との接点を提供します。会員企業は、自社の課題に応じた専門性を持つ人材と半年間、労働工数全体の20%の時間で協働できる機会を得ることができます。この取り組みにより、新たな視点やノウハウが取り込まれ、イノベーションが促進されることが期待されています。
さらに、大商の会員企業には特別プランが用意されており、通常よりも割安な料金で「pandoor」のサービスを利用可能です。また、今後は企業間協働の実例を紹介するセミナーやイベントも開催し、企業間のネットワーキングを創出する計画です。
持続可能な成長を目指して
コクヨと大阪商工会議所は、企業が持つ知見と中小企業の持つ創造性を掛け合わせることで、地域経済の活性化に寄与することを目指しています。この取り組みは、働き方の未来を切り開く重要な一歩となるでしょう。
外部人材活用セミナー
- - 開催日時: 2025年6月19日(木)18:00~20:00
- - 開催場所: コクヨ株式会社梅田ショールーム, 大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪ナレッジキャピタルタワーC 11階
- - 内容: 先進事例に学ぶ外部人材活用の最前線
- - 参加問い合わせ: pandoor事務局([email protected])まで
また、「pandoor」サービスは、成長を求める社員と外部からの知見を必要とする企業の架け橋として、今後ますますの発展が期待されるところです。詳細は
pandoorのウェブサイトからも確認できます。
※記載の情報は発表日現在のものです。変更の可能性がありますのでご了承ください。