レンタルのニッケンが筑波でのビジネスネーム講座を開催
2025年1月24日、株式会社レンタルのニッケン(東京都港区)は、東洋学園大学(東京都文京区)で人間科学部2年生を対象に、珍しいキャリア教育講座「働く自分を考える」を開催しました。この講義では、学生たちがビジネスネームをテーマに、自らのアイデンティティを見つめ直す機会を得ることが目的です。
このような取り組みが行われることは、他の大学ではあまり見られず、特に注目されています。愛知太郎理事長の「好奇心旺盛で前向きな姿勢」や「挑戦する学園の風土」が体現された形であります。
講義の形式と内容
授業は10月から12月にかけて全9回、各回60分の内容で実施され、200名近くの学生が参加しました。生徒たちは自分の名前を考えるという風変わりな課題に興味を抱き、自分がどのような人間になりたいか、どのようなメッセージを他者に伝えたいのかを真剣に考えました。
例えば、ある学生は「人と人との縁を結び、実りある関係を長く続けたい」という動機を持って「縁結 実」と名付け、中には「親切な気持ちで接することを信条に」として「親切 太郎」と名付けた学生もいます。ユニークで多様なビジネスネームが誕生し、それぞれの思いが込められました。
学生たちの反響
講義を終えた参加者たちからは「自分がどんな人になりたいかを簡潔に考えることができて楽しかった」や「講義前後でビジネスネームに対する印象が変わった」という感想が寄せられました。また、「モチベーションが上がりそうなので、良かった」といった声も聞かれ、この講義が学生たちの自己分析や将来に向けた気づきに寄与したことが伺えます。
ビジネスネーム制度の意義
レンタルのニッケンが導入したビジネスネーム制度の狙いは「公私の区別を明確にする」ことにあります。社員それぞれが様々な思いを込めて名前を名付け、会社においては役者としての役割を演じることが期待されています。一方、仕事を離れた際には、個々のプライベートや家庭の時間を大切にして欲しいという思いも示しています。
このような新しい教育プログラムが、学生たちの人生やキャリアにプラスの影響を与えることを願っています。今後もこのような取り組みが広がり、多くの学生に機会が提供されることを期待します。