新潟ビジネスの挑戦
2025-02-20 17:23:56

新潟ビジネス専門学校が全国大会で医療秘書の未来を提唱

新潟県新潟市に位置する新潟ビジネス専門学校は、医療事務や接客、ITなど多様な分野を網羅するビジネス総合校です。最近、同校のIT医療情報学科に通う2名の学生が、2月16日に大阪で開催された日本医療秘書学会第22回学術大会に参加し、「日野原重明賞」を受賞するという快挙を成し遂げました。

この大会は、急速に変化する医療環境における医療秘書の役割の多様化をテーマに扱っており、全国の専門学生たちがその可能性を探るために集まりました。今回のメインテーマは「メディカルスタッフとしての未来予想図Ⅱ」であり、新潟ビジネス専門学校は新潟県で唯一の参加校として注目を浴びました。

発表を行ったのは、2年生の齋藤さんと坂爪さんです。彼らは「10年後のメディカルスタッフ」と題した演題を通じて、深刻な人材不足に直面する医療業界において、未来の医療秘書に求められるスキルや心構えについて、独自の考察を行いました。具体的には、医療現場の進化に伴う新たな課題や、そこで必要とされる知識、スキルに光を当てました。

大会では、全国から集まった26団体が競い、6つの発表が日野原重明賞の栄誉を獲得しました。これにより、新潟ビジネス専門学校は過去に続いて3度目の受賞となりました。これまでの受賞歴は、2020年の「電子カルテと紙カルテのメリットとデメリット」、2021年の「オンライン診療普及のために医療秘書ができること」に続き、今回が3回目です。

興味深いのは、発表後の学生たちの声です。「このような大きな学会で発表する機会はなかなか無いので、忘れられない経験ができたと思います!」と語る齋藤さん。また、坂爪さんは「たくさん準備をしてきて、当日も緊張せず自信を持って発表ができました。とても満足しています!」と達成感を表現しました。

新潟ビジネス専門学校では、次世代の医療スタッフ育成に向けた教育が続けられています。医療の現場で必要とされる最新の知識を体系的に学ぶとともに、ITスキルや接遇マナーの習得を重視し、資格取得をサポートしています。

特に、同校のIT医療情報学科では、医療事務に関連する資格を幅広く学ぶことができます。また、カルテやレセプトのIT化が進む中、国家試験であるITパスポート試験やMicrosoft Office Specialist(MOS)資格の取得も可能です。

創立45年を迎える新潟ビジネス専門学校は、これまでに13,000人以上の卒業生を輩出。医療事務、IT、美容、接客などに関する多様なコースが設けられています。入学後は、業界のプロから直接学び、60社以上の企業との協力の下でのインターンシップと質の高い実践教育を受けることができます。技術革新が進む医療界で、次世代のメディカルスタッフとして活躍するための確かな基盤が整っています。

このように、新潟ビジネス専門学校が医療秘書学会での成功を通じて示したのは、未来の医療業界に貢献するための準備を進めているということです。今後も彼らの躍進に注目していきたいと思います。


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株式会社NSGホールディングス
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新潟県新潟市中央区古町通2-495 
電話番号
025-364-7011

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