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中谷医工計測技術振興財団、2024年度大学院生奨学金募集開始！

公益財団法人中谷医工計測技術振興財団は、2024年度の大学院生奨学金（給付型）の募集を開始しました。1984年の設立以来、研究助成や表彰事業などを通して日本の科学技術の発展に貢献してきた同財団。2017年から開始した大学院生奨学金事業は今年で8期目を迎え、ますます注目を集めています。

40周年記念！対象分野拡大と充実の支援体制

2024年は財団設立40周年という節目の年。これを機に、奨学金の対象分野を従来の「医工計測および関連技術分野」から「BME（Bio Medical Engineering）分野」へと拡大しました。BME分野とは、生命科学と理工学の融合領域を指し、医療や健康に貢献する革新的な研究を対象としています。

奨学金の給付額は、博士前期課程が月額12万円、博士後期課程が月額最大20万円。学部4年生で応募し、採択された場合は、博士前期課程2年間と博士後期課程3年間の計5年間で、最大1008万円もの給付金を受け取ることが可能です。

また、奨学金受給者には、OB/OGを含む交流会や施設見学会への参加、情報提供など、継続的な支援体制が整えられています。将来の研究者にとって、絶好のサポート体制と言えるでしょう。

幅広い研究分野を対象とした、未来への投資

BME分野は、生物学や医学といった生命科学と、物理学や化学、情報科学といった理工学が融合した領域です。そのため、基礎研究から応用研究まで、医療技術の発展や健康増進に貢献する幅広い研究テーマが対象となります。

本奨学金は、日本の未来を担う優秀な人材育成を目的としています。創造性と革新性あふれる研究に挑戦したい、意欲的な大学院生にとって、まさに願ってもない機会と言えるでしょう。

応募資格と方法

応募資格は、日本の大学院に在籍する、または入学予定のBME分野を専攻する学生です。応募方法は、財団のWebサイトからのオンライン申請となります。

応募期間：2024年4月1日～6月10日15時
審査方法：一次審査（書面審査）、二次審査（面接審査）
採択者数：12名程度
採択通知：10月上旬予定

詳細は、財団のWebサイトをご確認ください。

中谷医工計測技術振興財団について

中谷医工計測技術振興財団は、シスメックス株式会社の創業者である故中谷太郎氏によって設立されました。設立以来、40年以上にわたり、研究助成や表彰事業、科学教育振興事業など、多岐にわたる事業を展開し、日本の科学技術の発展に貢献してきました。

2012年には公益財団法人に移行。設立40周年を記念して、新たに「神戸賞」という学術賞も創設されました。今後も、日本の科学技術発展への貢献を続け、若い研究者の育成に力を入れていくことでしょう。

この奨学金制度は、日本の科学技術の未来を担う若手研究者を育成する、重要な取り組みです。多くの優秀な大学院生が応募し、日本の科学技術発展に貢献することを期待しています。

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