「Japan Home Show ＆ Building Show 2025」で学生コンペ受賞者が決定！

学生プロジェクトデザインコンペティション2025の受賞者発表！

日本最大級の建築総合展示会「Japan Home Show ＆ Building Show 2025」の特別企画として実施された『学生プロジェクトデザインコンペティション2025』の受賞者が決定しました。このコンペは、建築学を学ぶ学生に向けて、彼らの考案した優れたプロジェクトを評価し表彰する機会を提供するもので、今年で4回目の開催となります。

開催日時と受賞作品

コンペに応募された全18作品の中から、最優秀賞には芝浦工業大学の戸屋志月さんによる『寄り道茶房が描くまち風景-水下庵プロジェクト』が選ばれました。このプロジェクトは、地域に根付いたコミュニティの活性化を目指しており、“いこいの家”と呼ばれる茶房のデザインを通じて、地域づくりに貢献することをテーマとしています。特に、地域の廃材を活用することで、過去と未来をつなぐ文化的な意味を持たせようとする試みが高く評価されました。最優秀賞以外にも、審査員賞が6作品選ばれ、その中には9名の学生が名を連ねました。

受賞作品の中には、近畿大学大学院の桂良輔さんや、横浜国立大学の木許順賀さんなど、全国の学生たちの多様な視点や独創的なアイデアが光っていました。これらの作品は、2025年の「Japan Home Show ＆ Building Show」開催期間中に会場で展示される予定です。

トークセッションと来場者参加

イベントの一環として、11月20日には、審査員によるトークセッションと受賞者のプレゼンテーションが行われます。このセッションでは、建築業界の第一線で活躍する専門家たちと受賞者たちが対話をしながら、深い知見や視点を共有する場を設けることで、学生の意見を皆に届けるチャンスとなります。参加は事前申し込みが必要ですが、無料で行われるため、多くの関心が寄せられることが期待されています。

知識と経験を繋ぐプラットフォーム

このコンペティションは、単なる作品評価の場にとどまらず、業界のプロフェッショナルと学生とが新たなつながりを持つことを狙っています。参加者は、自分のアイデアを形にするだけでなく、企業と連携してプロジェクトを進める機会を与えられます。関係者の期待も大きく、コンペを通じての創造的なアイデアの交流が新たな価値を生み出すことが期待されています。この機会に触発され、多くの学生が自らの創作活動を一層進め、地域社会に貢献することにつながっていくことでしょう。

詳細情報

「学生プロジェクトデザインコンペティション2025」の詳細や応募方法については、公式ウェブサイトをご覧ください。今後の「Japan Home Show ＆ Building Show」の開催に向けて、ますます高まる関心にお応えし、より多くの人々とアイデアが交差する場が提供されることを期待しています。

学生プロジェクトデザインコンペティション 2025 公式サイト