視覚障がい者向けナビ「あしらせ」大活躍！大阪・関西万博での体験

株式会社Ashiraseが開発した視覚障がい者向けナビゲーションデバイス「あしらせ」が、2025年4月22日から24日まで大阪・関西万博の「ギャラリーWEST」で展示されることが決まりました。この催事は、視覚障がい者と晴眼者の共生を目指すビジョン・コンソーシアムによる「点字考案200年視覚障害者の世界を体験する」というテーマで行われます。

あしらせの機能とは？

「あしらせ」は、日本発のナビゲーションデバイスで、足元の振動を使って進行方向をナビゲートします。これにより、視覚障がい者が目的地にスムーズに到達するサポートを行います。展示期間中、来場者は実際にデバイスを装着し、その機能を体験できます。また、ナビゲーションの使い方については、Ashiraseのスタッフが常駐し、使用方法や質問に丁寧に答えます。

万博での特別な体験

万博期間中、ナビレンスとの連携により「あしらせ」アプリを利用し、会場内のナビレンスコード設置場所へ誘導されます。これにより、視覚障がい者の情報取得がより簡単になります。また、到着後にはナビレンスアプリを起動することで、周辺情報や詳細な位置情報を確認できる仕組みです。

誰もが快適に移動できる環境へ

あしらせの導入による技術の連携は、視覚に障害がある方にとってだけでなく、誰もが移動しやすい空間を実現するための重要な取り組みです。すでに新宿西口ハルクでの実施例もあり、視覚障碍者の移動がスムーズになっています。

万博の展示情報

展示される「ギャラリーWEST」は、万博会場内のフューチャーライフゾーンに位置しています。来場者には多彩なコンテンツで視覚障がいへの理解を深めることができる機会が提供され、インクルーシブな未来への一歩を体感できます。イベントは、2025年4月19日から24日まで開催され、あしらせの展示・体験は22日から24日となっています。