川崎市の支援策
2018-06-11 09:32:21

川崎市で新たなハードテックスタートアップ支援策が始動!

新たな起業支援プログラム『Kawasaki ZENTECH Accelerator』



川崎市が主催する新しいアクセラレーションプログラム『Kawasaki ZENTECH Accelerator』が始まりました。このプログラムは、ハードテクノロジーに特化したスタートアップの成長をサポートすることを目的としています。特に、大学や企業のコア技術を活用して新たなビジネスを創出する個人や初期段階のベンチャー企業が対象です。

川崎市の研究開発環境



川崎市は、ナノ・マイクロ分野やライフサイエンス分野の研究開発の拠点として知られています。例えば、クリーンルームを備えた「新川崎・創造のもり」や、多くの研究機関が集まる「キングスカイフロント」エリアには約400の研究機関が存在します。さらに、川崎市は国立研究開発法人のNEDOとも連携し、スタートアップ支援を強化しています。

プログラムの内容



このプログラムでは、起業資金や事業化のノウハウを求める参加者に対し、経験豊富なメンターが手厚いサポートを提供します。具体的には、資金調達、顧客開拓、ビジネスモデル構築、ライセンス交渉など、実務に基づいた支援が行われます。プログラムの最後にはピッチイベントが開催され、参加企業は投資家に自らのビジネスをプレゼンし、資金調達や事業提携のチャンスを得ることができます。

メンタリングプロセス



プログラムでは、各チームにジェネラルメンターが配置され、定期的に面談を実施します。メンターは、製品開発や資金調達のアドバイスを行い、課題をともに解決していくスタイルをとります。また、知的財産や海外展開に関しては専門のアドバイザーがサポートします。

無料で参加可能



参加費用は無料ですが、交通費や通信費は自己負担となります。このように、川崎市は起業家が実務的なノウハウを身につけられる環境を整えています。

エントリー条件とスケジュール



参加対象は、製品開発のために資金調達を目指す企業や、来年の6月までに会社を設立を目指す個人です。また、ハードウェアやAIなど多様な分野に取り組むことが求められます。

プログラムは、6月15日から募集を開始し、7月4日には第1回説明会が行われます。6チーム程度の参加が見込まれ、プログラムは11月から次の年の2月まで実施される予定です。最後には、ピッチイベントが開催され、参加者のビジネスが広くアピールされることになります。

この『Kawasaki ZENTECH Accelerator』は、川崎市が持つ豊富な研究開発資源を活用し、新たなビジネスを育てるための大きな一歩です。今後、どのようなスタートアップが生まれるのか、目が離せません。

会社情報

会社名
株式会社インディージャパン
住所
東京都中央区日本橋本石町2-1-1
電話番号
03-6214-0015

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