物流効率化の新しい一手、HacobuのQRコード受付機能
株式会社Hacobuは、2025年9月2日よりトラック予約受付サービス「MOVO Berth」に新たにQRコード受付機能を導入することを発表しました。この革新により、トラックドライバーの受付体験が一変します。従来、ドライバーは物流拠点に設置されたタブレットを使って受付を行っていましたが、QRコードを利用することでその手間を大幅に軽減することができます。
QRコード受付機能がもたらす変革
従来のタブレットの利用では、入力に時間がかかることが多く、ドライバーが待機する時間が長くなりがちでした。しかし、QRコードをスマートフォンで読み取るだけで受付が完了する仕組みを新たに取り入れたことで、これまでのように長時間の待機を強いられることがなくなります。ドライバーは受付待ちのストレスから解放され、物流拠点も業務の効率化を実現できます。
このQRコード受付機能は、物流拠点に掲示されたQRコードをドライバーがスマートフォンで読み取って利用できるシンプルな設計です。操作も直感的で、日常的に使用するスマートフォンならではの使いやすさが大きなメリットです。事実上、ドライバーはタブレットの前で順番待ちをする必要がなくなり、業務効率化が大いに進むことが見込まれます。
物流拠点側の業務効率化
この機能の導入により、物流拠点側でも業務の効率が改善されます。特に、入荷や出荷のピーク時には一時的に受付窓口が混雑することが一般的ですが、QRコード受付により待ち時間は大幅に削減される見込みです。また、収納スペースが限られた環境でもQRコードを掲示することで運用が可能となるため、現場のニーズに応じた柔軟な対応が可能になります。
どんな場面でも活用できるこの機能は、一部車両の入場動線が異なる場合や、夜間にタブレット端末を設置できない環境など、様々なシチュエーションにおいても有用です。シンプルなQRコードの読み取りが、MOVO Berthの導入を容易にし、さらなる業務の効率化を促進します。
提供開始日と利用条件
このQRコード受付機能は、2025年9月2日18時から全てのMOVO Berth導入拠点で利用可能となります。特別な申し込みや追加料金は不要で、既存のユーザーは自動的に利用が開始されます。QRコードと専用の卓上台紙も、MOVO Berthを導入した物流拠点に順次配布されます。さらに、QRコードはMOVO Berth管理者向けマスタ専用ページからもダウンロードできるため、各拠点に合わせて柔軟に運用できます。
今後の展望
HacobuはこのQRコード受付機能を第一歩とし、将来的には多言語対応や車両ナンバー認証といった追加機能を計画しており、さらなる受付体験の向上を目指しています。今後も物流現場の効率化とドライバーの利便性向上を追求し続ける方針です。
MOVO Berthについて
MOVO Berthは、Hacobuが提供するトラック予約受付サービスで、荷待ちや荷役の時間を大幅に削減し、物流現場の生産性向上を実現します。車両の入場時間を分散させ、計画的な入出荷作業を可能にすることで、荷待ちの効率化を図ります。現場の状況に応じた柔軟な運用とともに、導入後のサポートも豊富に用意されています。
詳しい情報は、
Hacobuの公式サイトをご覧ください。
会社情報
Hacobuは、クラウド物流管理ソリューション「MOVO」シリーズを展開しており、トラック予約受付サービス「MOVO Berth」や動態管理サービス「MOVO Fleet」など、様々なクラウドサービスを提供しています。物流DX推進に向けたコンサルティングやシステムインテグレーションも行っており、企業間物流の最適化を目指しています。