埼玉県立近代美術館が新たなプロジェクトを始動
埼玉県とふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営する株式会社さとふるは、2025年9月1日より「椅子の美術館で“あの椅子”に座ってみたい!デザイン・チェア新規購入プロジェクト」の寄付受付を開始します。このプロジェクトは、埼玉県立近代美術館にて行われるもので、寄付を通じて歴史的なデザイン・チェアを新たに購入し、その魅力を広く伝えることを目的としています。
クラウドファンディングを通じた新たな試み
このプロジェクトは、「さとふるクラウドファンディング」を活用しています。これはふるさと納税の仕組みを利用し、寄付金の使途に応じた事業を立ち上げるクラウドファンディング型のサイトです。寄付者は特定のプロジェクトに寄付することで、地域へのサポートが可能となります。
寄付金の使途が明確であるため、寄付者は非常に透明性を感じることができます。寄付者は、寄付先の選択やメッセージの投稿、寄付金の進捗をリアルタイムで確認できる仕組みが整っています。
事業概要
- - 事業名: 椅子の美術館で“あの椅子”に座ってみたい!デザイン・チェア新規購入プロジェクト
- - 目標寄付額: 1,500,000円
- - 受付期間: 2025年9月1日から2025年12月1日
- - プロジェクトURL: こちらをクリック
このプロジェクトは、クラウドファンディングの受付が行われる期間に寄付を募り、必要な資金を集めた後、収集した資金を元に新たなデザイン・チェアを購入する形を取ります。小さな子どもから大人まで、誰もがデザインを楽しめる場を提供する趣旨を持っています。
埼玉県立近代美術館の役割
埼玉県立近代美術館は、開館当初からデザイン・チェアの収集を行っており、そのため「椅子の美術館」とも呼ばれています。特に北欧デザインの椅子は重要な収集テーマとなっており、展示室やフリースペースに配置された椅子は、ただの鑑賞用だけでなく、実際に座ることもできるようになっています。
このプロジェクトを通じて、新しい椅子の導入が可能となり、より多くの人々がデザインやアートに親しむことができる機会を提供します。埼玉県は、デザインの鑑賞を通じた教育普及活動を強化することにより、地域社会を活性化することを目指しています。
さとふるの取り組み
株式会社さとふるとクラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」も協業しています。この提携により、さとふるの寄付者はCAMPFIREを通じても寄付が可能となり、多くのプロジェクトに対する支援が協力されます。さとふるは、地域活性化に向けたさまざまな取り組みを今後も続けていく予定です。
ふるさと納税の意義
ふるさと納税は、自治体への寄付によって地域を支援する仕組みです。さとふるは、寄付者に対して地域の魅力を伝えながら、寄付を通じて地域の活性化を図っています。寄付者は自分の選んだプロジェクトに参加することで、その成果を直接体験することができるのです。
一方で、自治体は寄付を受けることでプロジェクトの実現を図ることができ、地域の発展に寄与する機会を得ます。このように、寄付者と地域の連携によって、双方向の関係が生まれることが重要です。
この新しいプロジェクト、ぜひ皆さんも応援してみてはいかがでしょうか?