観光未来を発見
2024-09-24 16:22:47

新たな観光の未来を切り開く「ネクストツーリズムアワード2024」開催の意義

観光の未来を形作る「ネクストツーリズムアワード2024」



2024年9月19日、日本最大のインバウンドカンファレンス「インバウンドサミット2024」が東京ミッドタウン八重洲とオンラインで行われ、その中で「ネクストツーリズムアワード2024」が初めて開催されました。このイベントは、観光業界の発展に寄与する新たなアイディアや取り組みを奨励するためのもので、幅広い業界から若手リーダーが集まる場となりました。

ネクストツーリズムアワードの概要


「ネクストツーリズムアワード2024」は、観光分野での先進的なビジョンやプロジェクトを持つ大手企業のリーダーたちが一堂に会し、それぞれの取り組みを発表するイベントです。このアワードはイノベーション、カルチャー、ソーシャルインパクトの3つの部門で評価されます。出場者は、観光業界に対してどれだけの影響を与えられるか、そして地域社会に対する貢献度を中心に審査されます。

受賞者とその取り組み


特に注目を浴びたのが、一般社団法人関西イノベーションセンター(MUIC Kansai)で、同団体のシニアマネージャー・益子泰岳氏が見事優勝に輝きました。益子氏の事業「TECH TOURS KANSAI」は、関西地域の産業観光を推進するものであり、地域の工場や特産品を観光資源として活用するオーダーメイド型のツアーを提供しています。このプロジェクトは、地域経済を活性化し、観光業を支えるための新たな可能性を秘めています。

「イノベーション賞」には、同じく関西イノベーションセンターの益子氏が受賞し、「カルチャー賞」は中部国際空港株式会社の森勇樹氏、「ソーシャルインパクト賞」は日本航空株式会社の伊藤優希氏が受賞しました。これらの受賞者は、それぞれ独自のアプローチで観光業界全体の発展に寄与しています。

業界に対する影響と今後の展望


今回のアワードでは、多くの若手リーダーが登壇し、観光業界の発展に向けた具体的な事業内容や成功事例を発表しました。彼らの取り組みは、日本の観光業の未来を豊かにし、持続可能な成長を実現するための新たな道を示しています。また、審査員によるフィードバックも行われ、参加者は自身のプランをさらにブラッシュアップする貴重な機会を得ました。

アワードを主催した株式会社MATCHAは、訪日外国人向けの情報発信に特化したメディアを運営しており、今後もこのようなインバウンド関連のイベントを通じて、日本の観光業界の活性化を促していくことを目指しています。2023年開催のインバウンドサミットには約4,000名が参加し、全国のインバウンド事業者が集まりましたが、今後も参加者が増加することが見込まれます。こうした流れは、地域経済の発展や国際的な観光需要の向上に繋がることが期待されています。

まとめ


「ネクストツーリズムアワード2024」は、観光業界の新しい在り方を探求する試みであり、優勝者を輩出することで、関西をはじめ全国の観光業界に新たな息吹を吹き込むこととなるでしょう。これからの観光がどのように変化し、進化していくのか、その過程に大いに期待したいところです。


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会社情報

会社名
株式会社MATCHA
住所
東京都中央区東日本橋2丁目24-9LIT HIGASHI-NIHOMBASHI 1F
電話番号
03-6822-2023

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