エプソンとG’sが手を組む新規事業支援プログラム
エプソン販売株式会社とデジタルハリウッドが運営するG’s(ジーズ)が共同で、スタートアップや大企業の新規事業開発を支援するプログラム「Epson Innovation Challenge 2026」を立ち上げました。プログラムは2023年10月23日から参加者の募集を開始しており、2026年1月から本格的に始動する予定です。
「Epson Innovation Challenge 2026」の概要
このプログラムは、エプソンの技術や資源を活用して社会課題の解決に向けた新たな事業やサービスを創出することを目的とした、アクセラレーションプログラムです。テーマは「Make Vision, Rebuild Meaning.」。これはエプソンの企業理念である「省・小・精」から生まれる価値を通じて、人と地球を彩ることに基づいています。
本プログラムは、参加者に対して単なるアイデアコンテストを超えた支援を提供します。教育プログラムやメンタリングを通じて、実際の事業実装をサポートします。2026年から始まるこのプログラムのサブタイトルは「For Every Fun, For Every Future.」。これは愛用者への感謝と、未来への新たな価値の創造を目指すメッセージが込められています。
参加対象と特徴
参加者はスタートアップや新規事業の従事者、デザイナー、エンジニア、学生などで、30組程度の応募を受け付けます。特徴的な点は、エンタメ分野やtoC(一般消費者向け)ビジネスのアイデアも広く受け入れることです。個々の自由な発想を尊重し、幅広いアイデアの実現を目指します。
プログラム内容
プログラムは、「新事業共創コース」と「既存事業コラボコース」の二つの軸で構成されています。新事業共創コースでは、エプソンのリソースを活用し、新たなビジネスモデルの開発を促進します。一方、既存事業コラボコースでは、既存企業との協働を通じて新しい価値を生み出す取り組みを支援します。
プログラムの詳細
- - 募集期間: 2023年10月23日~12月4日
- - 対象者: スタートアップ、企業の新規事業担当者、デザイナー、エンジニア、学生
- - 選抜者キックオフ: 2026年1月10日(オンライン)
- - 賞金: 1位100万円、2位10万円、3位5万円
中間審査を通過したアイデアには、エプソンの製品を支援材料として提供される他、中間および最終成果発表が設けられています。
PRイベントの開催
また、プログラムに合わせて、11月13日にエンタメをテーマにしたPRイベントも予定されています。このイベントでは、エンターテインメントや「推し活」のビジネスの可能性やプログラム内容の紹介が行われます。無料で参加可能ですが、定員が設定されているため事前申し込みが必要です。
エプソンとジーズの今後の展望
エプソンは「省・小・精」に基づく商品やサービスの提供を進めており、社会課題への取り組みも進化しています。ジーズもまた、多くの卒業生を起業家として輩出しており、地域社会やテクノロジーの発展に寄与する存在を目指しています。
この「Epson Innovation Challenge 2026」に参加することで、新たなビジネスやサービスの創出につながる機会を得ることができるでしょう。詳しい情報は公式サイトをCheckしてください。