IBMが発表した新しいAI推論と仮想化サービスの詳細とは
新たに登場したIBMのAI推論と仮想化サービス
IBMは、最新のマネージドサービスとして「Red Hat AI Inference on IBM Cloud」と「Red Hat OpenShift Virtualization Service on IBM Cloud」を発表しました。このサービスは特に、企業がAIを業務に効果的に導入できるよう、また、安全性を重視した仮想化ワークロードを効率的に運用できる環境を提供することを目的としています。
進化する企業のAI利用
新しいサービスは、企業がAIの実験段階から本番環境への移行を加速させる手助けを行います。レッドハットの先進的なテクノロジーを活用し、IBM Cloud上で強力なインフラストラクチャを提供することで、企業は増大するAI推論の需要に迅速かつ効果的に対応できるようになります。
Red Hat AI Inference on IBM Cloud
このサービスは、ハイブリッドクラウド環境において本番ワークフローにリアルタイムのAI推論を統合し、信頼性の高い環境を実現します。具体的には、開発者はAIモデルのオーケストレーションやガバナンスを一元管理できるため、アプリケーションの質と価値を高めることが可能です。AIの導入には運用の安定性、セキュリティ、コスト予測が重要ですが、Red Hat AI Inferenceではこれらを最適化された形で提供します。
Red Hat OpenShift Virtualization Service on IBM Cloud
このサービスは、企業が仮想マシン(VM)の移行や実行を安全に、かつ大規模に行えるよう設計されています。Kubernetesに基づくインフラと自動化されたライフサイクル管理を適用し、企業がコンテナ化やアプリケーションのモダナイゼーションに取り組む際の安定した基盤を提供します。また、移行時のリスクを軽減し、迅速な価値創出を図ることができます。
マネージドサービスがもたらすメリット
IBM Cloud CTOのジェイソン・マギーは、企業がAIを運用に取り入れる際には、パイロット段階から本番への移行にギャップが存在することを指摘しています。このギャップを埋めるために、Red Hat AI Inferenceは実運用向けに設計されたマネージドプラットフォームを提供します。これにより、企業はスムーズに仮想化環境への移行を行い、将来的なAIワークロードに対応できる備えを整えます。
実運用でのパフォーマンス
Red Hat AI Inferenceは、企業が実運用において必要とされるパフォーマンスを提供するだけでなく、実行に伴う複雑さを軽減します。これにより、企業はAIモデルの導入にかかるコストやリソースを最適化し、スケーラビリティを確保できます。具体的には、エンタープライズ規模のセキュリティや信頼性、パフォーマンスを実現しながら、管理のしやすさを追求したサービスです。
導入スケジュール
「Red Hat AI Inference on IBM Cloud」は2026年5月22日に一般提供を開始予定です。また、現在限定提供中の「Red Hat OpenShift Virtualization Service on IBM Cloud」は、2026年6月の一般提供開始が予定されています。これらの新サービスは、企業のAIと仮想化におけるイノベーションを加速させる可能性を秘めています。
IBMとRed Hatが手がける最新のマネージドサービスは、AI時代における企業の競争力を強化するための重要なツールとなるでしょう。詳細については、IBM公式ウェブサイトでもご覧いただけます。
会社情報
- 会社名
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日本アイ・ビー・エム株式会社
- 住所
- 東京都港区虎ノ門二丁目6番1号 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー
- 電話番号
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03-6667-1111