ヘラルボニーとカワトク百貨店のコラボが生んだクラウドファンディングの成功
2025年に盛岡にオープン予定の「HERALBONY ISAI PARK」は、ヘラルボニーと盛岡のカワトク百貨店が共に挑んだクラウドファンディングプロジェクトが大きな成果を収めました。このプロジェクトは、2023年1月23日に終了し、支援総額は驚異の235%を達成して23,595,000円となりました。支援者数は1,222人に達し、多くの方々からの温かいメッセージも寄せられました。
この資金は、ISAI PARKの工事費用や内装、広報・宣伝、新たな販促企画の実施に使われます。ヘラルボニーは、このプロジェクトを通じて、盛岡から新しい文化を創造し、次の100年に向けての拠点を築くことを目指しています。
ISAI PARKのコンセプトと展望
ISAI PARKは、ショップ・ギャラリー・カフェを併設した複合型施設です。ヘラルボニーが提唱する「未来を可視化した公園」として、多くの人々が集い、くつろげる空間を提供することが期待されています。具体的には、障害のあるアーティストの作品を展示・販売するショップや、地元の新鮮な食材を使ったカフェ、さまざまなイベントが行われる場所として機能します。
このような新しい試みには、多様な人々が集まり、異なる文化や価値観が交錯することで、新たな創造の場が生まれるでしょう。ISAI PARKは、地域の方々をはじめ、多くの訪問者によって支えられることを期待しています。
ヘラルボニーが目指す未来
ヘラルボニーは、「異彩を、放て。」という掲げるミッションのもと、障害のあるアーティストと共に新しい文化を築いています。彼らは、アートを通じて社会に変革を促す活動を行い、障害という概念の捉え方を変えることを目指しています。
今回のクラウドファンディングに寄せられた支援は、単なる資金提供にとどまらず、多くの人々とのつながりを生む重要な意味を持っています。ヘラルボニーは、今後もカワトク百貨店とのコラボレーションを続け、共に地域に根ざした文化の創造に貢献していく意向を示しています。
スタッフの思い
オープニングに向けたスタッフの募集も行われており、店長やスタッフたちはそれぞれの思いを持っています。店長の大田雄之介さんは、盛岡の美しい自然と文化的背景を持つ地元百貨店で旗艦店をオープンできることに誇りを持っていると語ります。また、スタッフの小野寺三穂さんは、「繋ぐ」仕事の重要性を言及し、より多くの仲間とともに明るい未来を築くことへの期待を述べています。
人々の出会いと交流が生まれる場所、ISAI PARK。多くの異彩が共鳴しあうこの空間が、盛岡から新たな文化の創造を遂げることを期待しています。皆さんのご来店を心よりお待ちしております。
会社概要
ヘラルボニーは、国内外で知的障害のある作家のアートをライセンス管理し、様々なビジネスへ展開しています。地域密着のアートギャラリーとしても活動しており、障害のある作家たちの作品を通じた社会へのメッセージを届けています。
詳細な情報は、ヘラルボニーの
コーポレートサイトや
オンラインストアをご覧ください。