珍しい虫の発見
2026-05-18 14:31:20

約70年ぶりに滋賀県でアメリカアカヘリタマムシが発見される!

滋賀県彦根市で、実に69年ぶりに「アメリカアカヘリタマムシ」が発見されました。この珍しい昆虫は1940年代から1950年代にかけて日本でも採集された記録があるものの、滋賀県においては1956年以来の発見です。この発見は、琵琶湖博物館への問合せをより詳しく検証する過程で明らかになり、学芸員が発見者と共に調べた結果、正式にその種類が特定されました。

アメリカアカヘリタマムシは北米に原産の昆虫で、木材の輸入に伴い、日本国内で稀に見かけることがありますが、長寿命の昆虫としても知られています。実際に、木材の内部で幼虫が成虫に成長するまでに、50年以上を要した例も存在するほどです。とはいえ、この外来種が日本の生態系に与える影響は小さく、在来の生態系に大きな懸念をもたらすことはありません。

今回の発見を記念して、琵琶湖博物館では「アメリカアカヘリタマムシを約70年ぶりに発見」と題した展示を開催します。展示内容には2025年に彦根市で採集された標本に加えて、1956年に大津市で採集された貴重な標本も含まれています。展示期間は2026年5月2日から6月21日までで、毎日9:30から17:00まで開館し、最終入館は16:00までとなっています。

発見者は、偶然家の中でこの虫を見つけたことをきっかけに、息子と共に調査を行いました。そして、その美しい色合いに魅了され、琵琶湖博物館に問い合わせた結果、非常に珍しい昆虫であることが判明したといいます。発見者は「生態について詳しく教えていただき、さらに驚いたのは、成虫になるまで20年以上も家屋で過ごしていた可能性があることです。この出来事で、身近な場所でも思いがけない発見があることを実感しました」と述べています。

アメリカアカヘリタマムシの発見は、昆虫愛好者や生態学に興味を持つ人々にとって、非常に興奮すべきニュースです。今回の珍しい発見が、今後のさらなる研究につながることを期待します。琵琶湖博物館での展示を訪れ、実物の標本を見学してみるのも、ぜひおすすめです。

なお、報道関係者には、発見者が匿名希望とのことで、取材については事前にお知らせがありますので、ご注意ください。


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会社情報

会社名
滋賀県立琵琶湖博物館
住所
滋賀県草津市下物町1091番地
電話番号
077-568-4811

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