ジーニーと弁護士ドットコム、業務効率化を図るシステム連携
最近、株式会社ジーニーは弁護士ドットコム株式会社と業務提携し、営業管理ツール「GENIEE SFA/CRM」と契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン」のシステム連携を開始しました。この連携により、顧客の契約業務を一元的に管理できる体制が整いました。
システム連携の背景
デジタルトランスフォーメーション(DX)が進む中、多くの企業は顧客情報の管理から契約書の作成・送付まで、様々なツールを使い分けて業務を行っています。このような状況が続く中で、契約管理が煩雑化し、業務負担が増大しているのが現状です。こうした課題を解決するために、ジーニーが弁護士ドットコムのAPIを活用した連携機能を提供することとなりました。
連携によるメリット
この連携により、以下のような利点が得られます:
1.
契約手続きの一元化:顧客情報を基にした契約書の作成と送信が一つのシステムで行えるため、業務が大幅に効率化されます。
2.
時間と正確性の向上:契約書作成時に取引先情報が自動で挿入されるため、手動によるミスが減り、迅速に契約書を作成できます。
3.
多様な契約形態への対応:メールアドレスだけで契約書を送信できるため、三社間契約などの柔軟な契約締結が可能になります。
4.
承認フローの簡素化:社内外で最大20名までの承認フローを一度に設定でき、よりスムーズに業務を進行できます。
5.
契約状況のリアルタイム把握:GENIEE SFA/CRMによって、契約の進捗状況が一目で確認でき、迅速な対応が可能に。
6.
運用管理の負担軽減:複数のシステムへのログインが不要になるため、システム管理者の運用が楽になります。
操作画面のイメージ
連携したシステムでは、直感的な操作が可能であるため、利用者は契約書選択画面で複数の契約書を選択したり、送信画面で承認先を設定したりできます。また、送信結果確認画面では、クラウドサインを通じた送信結果を一覧表示できます。これにより、業務効率が大幅にアップします。
両社のコメント
弁護士ドットコムの安藤陽介氏は、「ジーニー様との連携が実現したことを嬉しく思います。このソリューションを通じて、業務の効率化とともに新たな価値を生み出すことができると確信しています」と語っています。
一方、ジーニーの大橋弘崇CEOは、「この連携により、お客様の契約管理の煩雑さを解消し、より戦略的に業務を進められる支援を行っていく所存です」と述べています。
おわりに
今回のジーニーと弁護士ドットコムのシステム連携は、契約管理の新たな形を示しています。企業が効率化を進めるための貴重な手段となるでしょう。今後の展開に注目です。