福岡のアフタースクール「び場」における新たな取り組み
福岡市のアフタースクール「び場」では、子どもたちが地域社会と関わりながら様々な課題に挑む「Mission Based Learning」を実践しています。この教育理念は単なる学びを超え、地域の問題解決に貢献することを目的としています。今回はその一環として、著書『ボードゲームで社会が変わる』の著者とともに、ボードゲームを利用した共創イベントが開催されます。
子どもたちが社会に向き合う新しい学び
「び場」では、子どもたちが興味を持ち、そして誰かのために動くことができる環境が育まれています。このような経験は、単なる知識を得ることに留まらず、実際に社会に役立つ活動へとつながります。最近、彼らは地域の高齢者との交流を通じて、認知症予防や孤立防止を目指したプロジェクトを展開しています。子どもたちがボードゲームを通じて、高齢者とコミュニケーションを取り、信頼関係を築いていく過程が重要です。
ある子どもが経験した事例では、初めて会うお年寄りとのゲームを通じて、ルールを理解してもらうために工夫し、思いやりの心を育んだことが挙げられます。これらの気づきが、子どもたちが成長するための土壌となるのです。彼らは自分の活動が地域に貢献しているという実感を持ち始め、それがさらなる学びへとつながっています。
共創イベントの詳細
今回のイベントは、「ボードゲームを通じて地域とのつながりを深める」という趣旨のもと、著者の與那覇潤さんと小野卓也さんを招き、参加者が実際にボードゲームを体験しながら、社会課題について考える場を提供します。
イベント概要
- - 開催日時: 2025年8月6日(水)13:30〜15:30、9月23日(火・祝)13:30〜15:30
- - 参加費: 無料(要事前申込)
- - 会場: アフタースクールび場 (福岡市南区1-2-13)
- - 形式: 講演とボードゲーム体験
このイベントは、ただ遊ぶだけでなく、地域に対する「ケア」や「場づくり」の重要性を理解するための貴重な機会です。リモート参加や直接参加が可能で、参加希望者は事前に申し込む必要があります。
文化を育む学びの広がり
子どもたちの挑戦は学びの枠を超え、地域との新しいつながりを生み出しています。「心躍る問い」から始まったこの取り組みは、今後さらに広がりを見せるでしょう。この夏、あなたも子どもたちの新しい文化づくりに参加し、共に手を取り合いながら未来を築く仲間となりませんか?
ノードの「び場」は、これからも地域と共存しながら、教育と社会問題解決を両立させる新しい試みを続けます。