教育の未来
2021-05-11 10:50:01
コロナ禍における教育の未来を切り開く新しい試みとは
コロナ禍における教育の未来を切り開く新しい試みとは
コロナウイルスの影響が広がる中、教育現場は急速に変化を余儀なくされています。従来の対面授業に加え、オンライン授業の必要性が生じ、教育のスタイルが大きく変わろうとしています。この新しい環境の中で、どのように学びを続けていけばよいのでしょうか。今回は、教育総合展で紹介された「アプリケーションターミナルkomachi」を中心に、その取り組みをご紹介します。
オンライン授業の課題と解決策
オンライン授業に移行することで、教師と生徒間のコミュニケーションに困難が生じています。これまでの「教室」が担っていた役割が、オンラインにおいては十分に果たせない場合が多く、教育の質が下がってしまう懸念があります。そこで、アプリケーションターミナルkomachiは、これらの課題を解決するために開発されたWEBアプリケーションです。
komachiは、先生と生徒間の円滑な連絡をサポートするために、シンプルかつ分かりやすいインターフェースを持っています。富士通株式会社が主催する「FUJITSU TECH TALK」でも評価を受けており、授業中のコミュニケーションをより効率的にしています。実際に教育総合展では、利用者が実際に使い心地を確認できる体験コーナーが設けられています。
教師と生徒をつなぐコミュニケーションツール
アプリケーションターミナルkomachiは、教師と生徒間の連絡手段を簡便にし、教育活動のサポートをします。実際の授業において、動画や資料の共有、連絡事項の確認がすぐに行えるため、授業の進行がスムーズになります。
さらに、2020年9月に実施したアンケート調査では、67.9%の授業で動画コンテンツが使用されていることが明らかになりました。しかし、同時に多くの教師や保護者からは「理解ができないまま次に進むのでは」といった不安が寄せられています。このような懸念に対処するためには、コミュニケーションの改善と適切なサポートが不可欠です。
ウェビナーと季刊誌の新展開
教育現場の最新情報やオンライン授業への不安を解消するために、ブース内では「オンライン授業応援コンサルティング」も行われています。講師には、Perfect Online Voiceの庭瀬幸一郎氏が迎えられ、具体的なノウハウや工夫を学ぶことができます。受講後は個別にアドバイスも受けられるため、参加する価値は十分です。
さらに、教育に関わる方々の声を記録することを目的とした季刊誌『koedo』が創刊されました。この季刊誌では、教育にITを活用した事例や、現場のニーズを取り上げ、広く情報発信を行っています。教育総合展では、創刊を記念してこの季刊誌が無料配布される予定ですので、ぜひ訪れて確認してみてください。
結論
コロナウイルスにより教育現場は急速に変化していますが、技術の進化も相まって、新しい学びのスタイルが生まれつつあります。アプリケーションターミナルkomachiや『koedo』といった新しい取り組みが、今後の教育にどのように寄与するか、注目すべきです。学びを持続可能にするために、私たちも積極的に新しい技術を活用し、柔軟に対応していかなければなりません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ジオグリフ
- 住所
- 千葉県流山市富士見台2-5-4小田急ハイツ7-103
- 電話番号
-
04-7170-2850