ゼミ展2025に見る千葉大学のデザイン教育
千葉大学工学部デザインコースでは、ユーザー体験を向上させるため、既存の商品を分析し、環境への配慮や誰もが使いやすい視点を重視しています。その中で、工業デザイン、グラフィックデザイン、そしてサービスデザインを融合させた新しいパッケージデザインの開発に取り組んでいます。この授業の成果は、第114回企画展「ゼミ展2025」で発表されることが決まりました。
ゼミ展2025の詳細
ゼミ展は、全国の大学や専門学校が集結し、それぞれのゼミやクラスで取り組まれた課題や学生作品を紹介するイベントです。今年は、東京ミッドタウン・デザインハブで2025年5月19日から6月21日まで開催されます。展示時間は11:00から19:00までで、最終日のみ16:00までの限定です。入場は無料なので、多くの方々に訪れていただき、学生たちの熱意あふれる作品を直接見ていただきたいです。
展示される作品について
千葉大学のデザインコースの学生たちは、授業「実践デザイン演習B」の一環として、具体的な課題に挑戦しました。彼らの作品は、環境に配慮したデザインと使いやすさを兼ね備えたパッケージデザインをテーマにしています。それだけでなく、米国シンシナティ大学の学生作品も紹介されるため、国際的な視点でもデザインの多様性を見ることができます。
参加する学校
展覧会には、千葉大学を含む複数の大学が名を連ねています。具体的には、多摩美術大学、名古屋造形大学、武蔵野美術大学などの名門校が出展します。各校が独自の視点でデザインに取り組んだ作品は、見応えがあります。
未来のデザインの可能性
この展示会を通じて、現代社会におけるデザインの可能性や、未来のデザイナーたちの学び姿勢を知ることができます。学生たちのパッションやアイデアが具体化した作品は、訪れる人々に新たなインスピレーションを与えることでしょう。
デザインの世界は常に進化し続けています。特に、環境問題に対する意識が高まる中、持続可能なデザインの重要性も増してきています。「ゼミ展2025」では、そんな時代の流れに即したデザインを感じることができます。ぜひ足を運び、自分の目でその変化を体験してください。今後のデザインシーンにおいて、千葉大学の学生たちがどのように成長していくのかも楽しみです。