在日イタリア商工会議所が贈る「Ospitalità Italiana」認定セレモニー
2023年3月7日、東京タワーで行われた在日イタリア商工会議所(Italian Chamber of Commerce in Japan)の記念すべき「Ospitalità Italiana」認定セレモニーは、多くのイタリアンレストランオーナーや関係者が集まる華やかなイベントとなりました。このセレモニーでは、厳正な基準をクリアした日本国内の13店舗が「Ospitalità Italiana」の称号を授与されました。
Ospitalità Italianaとは
「Ospitalità Italiana」は、1997年に設立された制度で、Assocamerestero(在外イタリア商工会議所連盟)が主導しています。独自のサービス基準を満たす宿泊施設やケータリング企業に対し、消費者に品質を保証するために設けられた認定システムです。
観光業やケータリング業界のサービスにおいて、その質を保証する小さな目印として位置付けられており、認定を受けることで、各事業者はより高いパフォーマンスを市場で発揮できるようになります。また、今後はこの制度が観光関連事業者にとっての「HUB」となるよう、さらなる発展が期待されています。
受賞店舗の紹介
今回の認定を受けた日本におけるイタリアンレストランは、以下の13店舗です。これらのお店は、「Ospitalità Italiana」にふさわしい素晴らしいホスピタリティと高い品質を提供していると認められました。
1.
バイブル東京
2.
ル・アピ・オステリア
3.
スーパーバッコ
4.
ザ・バカロ
5.
オステリア・ダ・アダ
6.
タント・タント・ザ・ガーデン・五反田
7.
イル・プレージョ
8.
サロン2007
9.
テラットリア・エッフェ
10.
イル・テアトリーノ・ダ・サローネ
11.
サロネ東京
12.
トラットリア・ガット・ネロ
13.
ピッツェリア・ディーノ
受賞の意義
受賞したレストランのオーナーやシェフたちは、認定証を授与されることで、さらなる顧客へのアピール力を高め、自店舗の信頼性を向上させると共に、競争力を強化することが期待されています。また、この認定は、受賞店だけでなく、広くイタリアンレストラン全体の品質向上に寄与することにもなります。
今後の展望
「Ospitalità Italiana」は、単なる認証制度に留まらず、今後は市場における新たなビジネスモデルの形成を視野に入れたサービス展開が進むと予想されています。これからもこのプログラムが、海外の消費者に向けて日本のイタリアンレストランの魅力を発信し、両国の食文化の交流を促進する一翼を担うことでしょう。
イタリアンレストラン選びに困る事はなくなるかもしれません。今回のセレモニーはその第一歩となることでしょう。熱い思いを持ったレストランが集まり、今後も共に成長していくことを願っています。