青山に出現した和田アキ子の壁画
近日、東京・青山のトーキョーミューラルスクエアにて、あの人気タレント和田アキ子さんの巨大な壁画が完成しました。このスペシャルなアート作品は、TBS系列の番組『アッコにおまかせ!』の放送開始40周年を記念して制作されました。?
壁画の概要
作品のタイトルは「アッコにおまかせ!」。描かれている和田アキ子さんは、番組の名物ポーズを取っており、彼女の存在感を存分に表現しています。和田さんは、長年にわたりテレビの中で視聴者に声を届けてきましたが、彼女の姿が壁に描かれることで、さらに多くの人々にその存在が認識されることになるでしょう。この壁画は、彼女の功績を称えるとともに、多くの人に愛され続ける姿を象徴しています。
制作は、株式会社OVER ALLsの手によるもので、代表の赤澤岳人氏を中心に、メインアーティストの山本勇気氏が作品を手掛けています。山本氏は、過去に数々の受賞歴があり、彼の手による壁画は実に多彩です。アーティストたちの想いが詰まったこの作品は、間違いなく地域に新たな息吹をもたらすことでしょう。
偶然の遭遇
面白いエピソードとして、制作中に和田アキ子さん本人が偶然外苑前を通りかかったというハプニングがありました。自分の姿が描かれているのを見つけた彼女は、すぐに画家の山本さんに声をかけ、その場にいた人々は驚愕の声を上げました。その瞬間には、周囲の人々が足を止め、盛り上がりを見せました。
さらに、和田さんは後日、再度その壁画の前を訪れ、サインを残しました。この瞬間が、みんなにとって特別な記憶となることは間違いありません。
参加者の思い
作品の完成イベントには、番組に関わる出演者やスタッフが20名以上参加し、それぞれが紙吹雪を壁に描き込みました。テレビカメラの前では和田さんへの思いを語り、それぞれがサインを残しました。このように、壁画には和田アキ子さんの肖像以上の意味が込められています。彼女と共に歩んできた仲間たちの言葉が集まり、フォロワーの思いを共有する、非常にユニークな「集合のアート」となりました。
トーキョーミューラルスクエアについて
トーキョーミューラルスクエアは、東京都港区南青山に位置し、多彩な壁画を順次描いていくプロジェクトです。NYのタイムズスクエアのように、壁面がメディアとして機能することを目指し、注目の話題を取り上げたアート作品を発信しています。この場所は、訪れる人々とアートが交わる、刺激的な空間として位置付けられています。
今後も、2025年には更に様々な壁画が描き換えられる予定です。
株式会社OVER ALLsの取り組み
株式会社OVER ALLsは、地域や企業の歴史や想いを引き出し、壁画として表現することを理念としています。赤澤代表は、制作過程において依頼者からのヒアリングを大切にし、その想いを形にするアプローチを徹底しています。また、彼らの作品は国内外で高い評価を受けており、今後の活動にも大いに期待が寄せられています。
このように、和田アキ子さんの壁画は、歴史を祝うと共に、先代バラエティ番組の功績を振り返る大切なアート作品となっています。これからの展開に目が離せません。