新たな農業法人ONE GO
2020-08-25 10:00:14

障がい者雇用を支える新たな農業法人『ONE GO』の挑戦

障がい者雇用を支える新たな農業法人『ONE GO』の挑戦



福岡県久留米市に、株式会社SANCYOと築島農園がタッグを組んで設立された新たな農業法人『ONE GO(ワンゴー)』が注目を集めています。この会社は、農業の持続可能性や障がい者の雇用を両立させる新しいビジネスモデルを提案しています。

会社設立の背景



『ONE GO』の設立は、株式会社SANCYOが強みとするクリエイティブな人材と、築島農園が誇る高品質なあまおうの生産力を融合させることから始まりました。それぞれが抱える課題—農業側の後継者不足や高齢化、福祉側の雇用創出のニーズ—を共有し、協力することで新たな価値を生み出すことが目的です。

社会的な価値を重視



『ONE GO』では、品質が高く、需要のあるあまおうを様々な商品に展開し、EC販売事業や飲食・体験事業へも広げていく予定です。特に、障がい者が働きやすい環境を整え、多様な人材が活躍できる農業を作り出すことで、社会への貢献を目指しています。

創業者の思い



CEOの嘉村裕太氏は、これまで築島農園と3年前からの関係を築きながら、彼の後継者問題に対しても真摯に耳を傾けていました。「自分たちの農園を持ちたい」との思いを抱いていた嘉村氏が、コロナ禍の影響で事業が減少する中で『今がチャンスだ』と感じ、立ち上げを決意したと言います。また、元大手機械メーカーに勤務していた築島一典氏は、農業を始めた理由として「作りたいものが作れない」状況を挙げ、自らの栽培ノウハウを若い世代へ引き継ぎ、持続可能な農業を目指す思いを語っています。

具体的なプロダクトとサービス



『ONE GO』が計画しているプロダクトには、無添加のあまおうバターや、自然派牧場の牛乳を使用したあまおうアイス、観光農園事業などがあります。これらは、あまおうの魅力を最大限に活かし、消費者に愛される商品を提供することを目指しています。

障がい者雇用の重要性



『ONE GO』の設立背景には、障がい者の雇用機会を増やすという重要なテーマがあります。株式会社SANCYOは、障がい者の就労を支援する機関としてすでに80名以上を雇用し、様々な支援活動を行っています。新たに設立された『ONE GO』は、この取り組みをさらに強化し、多様性が尊重される職場環境を提供することを目指しています。

まとめ



新たな農業法人『ONE GO』は、あまおうの生産と障がい者雇用を両立させ、地域社会に根差した新しい価値を創出することを目指しています。今後の展開に期待が高まる中で、持続可能な農業の実現は、私たちの生活に新しい視点をもたらすかもしれません。詳細は公式WEBサイトや公式SNSを通じてチェックできますので、ぜひご覧ください。

ONE GO 公式WEBサイト

公式Twitter

公式Instagram

会社情報

会社名
株式会社SANCYO
住所
福岡県久留米市通町5-18イデックビルⅠ 2F
電話番号
0942-27-6163

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