水資源の未来を切り開く!小規模分散型水供給サービスの実証開始
水供給サービスの新たな試み
概要
この度、中国電力ネットワーク株式会社(広島県広島市、代表取締役社長:長谷川 宏之)と提携し、株式会社佐藤組(島根県松江市、代表取締役:佐藤尚士)の現場事務所および工事現場で、高性能造水機を利用した小規模分散型水供給サービスの実証が開始されます。この取組みは、河川水や海水などを真水に生まれ変わらせる高性能造水機を、保守・メンテナンス付きのレンタル形式で提供するものです。
目的と効果
このサービスの最大の目的は、土木建築事業者の工事現場や現場事務所での水資源管理の効率化です。具体的には、機材洗浄や手洗いなど、様々な用途で活用されることを期待しています。これにより、散水車の使用を減らし、水の運搬に伴う環境への負担を軽減。また、作業員の職場環境の改善にも寄与することになります。
さらに、万が一の災害発生時には、土木建築事業者から自治体へ造水機を提供することができ、地域の水道が使用できなくなった際の応急給水としての活用が期待されています。このように、地域の防災力向上に直結する事業モデルが考えられており、災害に強いコミュニティの形成に寄与することを目指します。
実証の背景
本実証プロジェクトは、中国地域の未来を明るく照らす新たな価値の創造を目的として開催されたオープンイノベーションプログラム「Co-Creation with Network」の一環です。今年の5月に、中国電力ネットワーク株式会社との協業が決定し、その後、事業化や社会実装に向けた検討が進められてきました。これにより、実証の場を通じて高性能造水機の有効性を評価しつつ、現場作業員のニーズ調査も実施します。
今後の展望
当社は、引き続き水を通じた社会インフラの整備を進め、あらゆる産業の生産性向上に貢献するとともに、すべてのステークホルダーとの持続的な共存共栄を目指します。本サービスが成功裏に実証されることで、より多くの地域において水リソースの革新が進むことが期待されます。
最後に
新しい水供給サービスが提供されることで、地域の水資源の管理が一層進み、環境への配慮と安全な水の確保が実現できるでしょう。この取り組みが、全国に広がることを願っています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社Waqua
- 住所
- 沖縄県うるま市勝連南風原5192-4730号棟
- 電話番号
-
098-923-1432