「お~いお茶」と大谷翔平選手の新たな挑戦
株式会社伊藤園が展開する「お~いお茶」は、2025年から、メジャーリーグ・ベースボール(MLB)およびロサンゼルス・ドジャースと提携契約を結びました。これにより、「お~いお茶」はメジャーリーグのオフィシャルグリーンティーとしての地位を確立。日本国内でも大きな注目を集めています。
大谷翔平選手が引き寄せたグローバル契約
伊藤園は2001年、アメリカに現地法人を設立して以来、「世界のティーカンパニー」を目指してお茶の普及を図ってきました。そして、2024年からは大谷翔平選手をグローバルアンバサダーに迎えることで、その戦略をさらに進化させました。大谷選手が日頃から「お~いお茶」を愛飲していることが、この契約のきっかけだったといいます。
この契約によって、伊藤園は日本とアメリカでのプロモーション活動を強化し、「お~いお茶」のブランド価値を広めることを目指しています。また、3月に東京ドームで開催される「MLB WORLD TOUR TOKYO SERIES by Guggenheim」では、観戦チケットやオリジナルグッズが当たるキャンペーンも行われる予定です。
伊藤園の展望
伊藤園の代表取締役副社長、本庄周介氏は、「大谷選手との契約を通じて、世界の市場でも『お~いお茶』の価値が高まると確信しています」とコメント。今後は、大谷選手を中心にしたさまざまな企画を通じて「お~いお茶」の魅力を発信していく方針です。
特に、シーズンを通じて多くのファンとのつながりを大切にし、日米でのブランド強化を図ることが今後の課題であるとのこと。新たなビジュアルとして、ドジャースのユニフォームを着た大谷選手の姿も公開され、キャンペーンへの期待が高まっています。
MLBとロサンゼルス・ドジャース
MLBはアメリカとカナダにおいて30のプロチームが所属する、歴史あるスポーツリーグです。近年では観客動員数も増加傾向にあり、より多くのファンを魅了しています。
ドジャースは1890年にブルックリンで設立され、ワールドシリーズ優勝8回、ナショナルリーグ優勝25回という輝かしい実績を誇ります。これらのストーリーの中で、伊藤園がどのように「お~いお茶」を進化させていくのか、ファンからの期待も寄せられています。
最後に
今後も、「お~いお茶」は世界のティーカンパニーとして、日本の伝統あるお茶文化を守りながら、さらに多くの国と地域で親しまれるブランドを目指していくことでしょう。この大きな契約がどのように展開されていくのか、多くの人々が注目しています。