FLOSFIAの新型モジュール
2021-08-05 10:30:02

FLOSFIAが開発した新型パワーモジュール、金型レスで進化するモビリティの未来

京大発の革新企業、FLOSFIA



株式会社FLOSFIAは、京都市に本社を置く革新企業であり、先端的なパワー半導体の開発に取り組んでいます。最近、同社は驚くべき技術革新を実現し、小型・薄型・低電力損失を誇る新型パワーモジュールの開発を完了しました。この新型パワーモジュールは、金型を必要としないことで多様なニーズに適応可能であり、ロングテール市場における製品展開に革新をもたらします。

電動化の流れとパワーモジュールの役割



現在、モビリティ業界をはじめとするさまざまな分野での電動化は急速に進展しています。この流れの中で、多様な少量・多品種製品への需要が増加しており、FLOSFIAはこのニーズに応えるために、金型に依存しない新しい生産方法を開発しました。従来のパワーモジュールではカスタマイズに限界がありましたが、新型モジュールの導入により、柔軟に対応できる製品開発が可能となります。

新型モジュールの特徴



FLOSFIAが開発した新型パワーモジュールには、以下の三つの特徴があります。

1. 超小型・薄型設計: 本モジュールは、業界初の埋め込み型パワーモジュールとして、従来型と比べて体積を1/100以下に抑えています。これにより、設置場所の制約が少なく、さまざまな機器に組み込むことが可能です。

2. 幅広いパートナーシップ: FLOSFIAは、パワーデバイスや材料、製造プロセスの各分野で多くのパートナーと協力しています。この「パワーモジュールプラットフォーム」は、多様な技術を融合し、ロングテール市場へのスムーズな社会実装を実現します。

3. 革新的なウェブUI発注システム: 業界で初めて、発注から提案までをWebで一元化。ユーザーは必要な仕様を入力するだけで、最適化されたモジュールの提案を受け、そのまま発注が可能になります。これにより、顧客体験が大幅に向上し、迅速な製品提供が期待されます。

未来への展望



FLOSFIAは、2022年前半に新プラットフォームによるサンプル提供を開始し、同年中に量産体制の構築を目指します。小ロット品のフルカスタムから始まり、対象市場を広げることで、特定のアプリケーションにも対応していく計画です。また、今後さらなるパートナーシップの拡充を図ることで、顧客がウェブUIを通じて受け取る製品までの期間を短縮させ、最終的には1週間でカスタム製品を届けることを目指しています。

まとめ



FLOSFIAの新型パワーモジュールは、単なる製品の革新にとどまらず、業界全体の流れを変えるポテンシャルを秘めています。電動化が進む現代において、これまでの常識を覆す発想が、多様なニーズに応えることを可能にするでしょう。未来のモビリティ市場を牽引するFLOSFIAの活躍から目が離せません。

会社情報

会社名
株式会社FLOSFIA
住所
京都市西京区御陵大原1-29
電話番号
075-963-5202

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