能登半島地震支援
2024-03-19 11:04:29
能登半島地震を支えるプロジェクトがパリで始動、伝統工芸復興に向けた支援の輪が広がる
能登半島地震支援プロジェクト「Save the kogei」始動
2023年3月7日、パリのLVMH本社にて開催された日仏経済交流委員会(CEFJ)の年次ガラパーティーで、能登半島地震の被災者を支援するプロジェクト「Save the kogei」が発表されました。WAJOYが制作した動画メッセージが上映され、その中で石川県知事や輪島の伝統工芸に関わる artisans からのメッセージが伝えられ、フランスの経済界からの協力を呼びかけました。
このガラパーティーは、日仏ビジネスの可能性を探る場として、約200名のフランスの大手企業や中小企業、日系企業の代表者が集まりました。活動の一環として、石川県出身でWAJOYを代表する立川真由美氏が、被災した方々の現状を共有し、参加者からの応援の声を受けました。
懇親の場での強い絆
イベントには、フランスの下川大使やLVMHジャパンの社長ノルベール・ルレ氏をはじめとする多くの人々が参加し、彼らからの励ましのメッセージも紹介されました。これらの応援メッセージは、後日、能登の被災者へ届けられる予定です。
VUも上映に至った背景として、CEFJの会長ドミニク・レスティノ氏と副会長ピエール・クシュリ氏からの提案がありました。彼らは、これを通じて日仏経済界に復興支援を訴える機会を設けるよう立川氏に促しました。このように、フランス側の力強い支援の表れとも言えるイベントが実現したのです。
WAJOYの使命と役割
WAJOYは、日本の伝統工芸職人とヨーロッパの富裕層をつなぐプラットフォームを提供しています。立川氏は、金沢の伝統工芸産地で育ち、スキンケアブランド「まかないこすめ」での成功を収めた背景から、伝統工芸の重要性を深く理解しています。
彼女が立ち上げた「一般社団法人WAJOY日本工芸の国際普及協会」は、伝統工芸の国際的な普及を目的として設立された団体です。この団体を通じ、被災した部分の復興に向けた新たな道を模索し続けています。
日仏経済交流の架け橋
日仏経済交流委員会(CEFJ)は、フランスと日本の経済交流とビジネス発展を促進するために、1997年に設立された組織です。年間を通じて30以上のイベントを企画し、参加者同士の交流を深める機会を提供しています。このガラパーティーは、職人たちが一堂に会する場であり、能登半島の復興の道を探る重要な機会となりました。
今後も、WAJOYは国際的な連携を強化し、日本の伝統工芸を守る活動を続けていくでしょう。私たちも、その進展を注視し、支援を続けていかなければなりません。能登半島の被災者には、一日でも早く日常が戻ることを祈っています。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人WAJOY日本工芸の国際普及協会
- 住所
- 東京都目黒区東山3-5-2田中興産ビル3階
- 電話番号
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03-5704-8368