岡山大学と内モンゴル医科大学の国際交流
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科は、内モンゴル医科大学との国際学生交流を実施しています。この交流は、学術的な研究と文化的な理解を深めることを目的にしており、双方の学校での学びの場を広げる機会を提供しています。
初の訪問と交流
2024年10月28日から31日まで、内モンゴル医科大学への初の訪問が行われました。この訪問には、岡山大学から大橋俊孝教授、長塚仁教授及び大学院医歯薬学総合研究科の博士課程学生2名が参加しました。彼らは、内モンゴル医科大学の金山キャンパスで行われた歓迎行事に出席し、学術交流について意見を交わしました。
出迎えたのは、対外合作交流中心の処長である郝美清氏で、岡山大学との国際交流の重要性について紹介がありました。大橋教授は謝辞とともに、OIMMYプログラムについて詳しく説明し、長塚教授は岡山大学歯学部の現況をプレゼンテーションしました。
留学生の受け入れプログラム
11月17日から23日にかけて、内モンゴル医科大学から留学生10人と教員3人が岡山大学に訪れ、Pre-OIMMY短期留学プログラムを受け入れました。このプログラムは、内モンゴル医科大学の訪問の際に、相手校からの打診によって成立したものです。受入式では、岡山大学からの歓迎の挨拶があり、留学生たちは自らの研究室に配属され、様々な研究に取り組む機会を得ました。
学術研究と文化的交流
留学生たちは岡山大学の医学系および歯学系の研究室を訪れ、研究内容や研究者の活動を学ぶという貴重な体験をしました。学生たちは、希望する研究室での実験指導や分野紹介を受けながら、日々の研究活動に参加しました。特に、教員との面談や研究室の視察は、学術理解を深める上での重要な機会となりました。
また、留学生たちによる歓迎会も開催され、双方の学生が日常生活や留学生活に関する情報を共有することで、親交を深めました。訪問した教員も、留学生の配属研究室を訪れて、研究や教育について活発な意見交換を行いました。
倉敷での文化交流と今後の展望
最終日には、倉敷市を訪れ、文化に触れる体験を通じて両校の学生間の交流が一層深まりました。この短い訪問期間でしたが、双方にとって非常に有意義な経験となったようです。OIMMYプログラムは、発足からまだ2年の新しい試みですが、今回の交流を通じて、両校の関係が一層強化されることが期待されています。
岡山大学は、今後もこのような国際的な交流を積極的に推進し、学術研究や文化交流の推進を目指します。優秀な学生の獲得や研究交流の活性化に力を入れることで、世界に貢献できる人材を育成していく所存です。