第71回交通総合文化展2024の開催について
公益財団法人日本交通文化協会が主催する第71回「交通総合文化展2024」が、2024年10月1日から31日までバーチャルギャラリーにて開催されます。この文化展は、1954年より続く伝統あるイベントであり、毎年「鉄道の日」にちなんで開催されています。今年も、全国から公募された優秀な作品がオンラインで展示され、多くの人々に日本の文化や観光の魅力を再発見していただく機会となります。
バーチャルギャラリーでの開催
昨年までJR上野駅で開催されていた本展ですが、今年は駅の工事に伴い、ウェブサイト上での開催となります。このバーチャルギャラリーでは、実際に展覧会を訪れたかのような感覚で作品を楽しむことができるため、自宅に居ながら日本の素晴らしい作品を堪能できるのが大きな魅力です。
公募から選ばれた優秀作品
本展には、2024年6月1日から7月15日まで募集が行われ、多数の作品が集まりました。テーマは『伝えたい!日本の魅力』で、応募者たちは写真や俳句を通じて日本の美しさや文化を表現しました。応募作品は、写真部門で769点、俳句部門で4,759点に達し、厳選な審査を経て写真30点、俳句16点が選出されました。これらの作品は、バーチャルギャラリーにて公開され、多くの愛好者に鑑賞されることになります。
審査員のコメント
審査には、著名な写真家や各省庁の代表者が参加し、様々な視点から作品が評価されました。特に、国土交通大臣賞や環境大臣賞など、各賞が設立され、多くの才能が認められました。大分県の池田新一さんによる「春の風物詩」は国土交通大臣賞を受賞し、富山県の水野敬雄さんの「錦秋の響き」は環境大臣賞に、さらに新潟県の志田幸夫さんの「一番列車が来るまでに」は東日本旅客鉄道株式会社社長賞を受賞しました。
俳句部門の優秀作品
俳句部門でも多くの素晴らしい作品が寄せられ、人気のテーマ『日本の鉄道、日本の良さを表現したもの』に基づいて多彩な作品が匿名で提出されました。最優秀作品には、一席を獲得した埼玉県の請関邦俊さんの「改札を出れば菜の花限りなく」が選ばれました。
作品鑑賞の魅力
参加者はこのバーチャルギャラリーを通じて、日本の魅力を再発見することができます。特設サイトは、2024年10月1日から31日までの期間中にアクセス可能で、これにより多くの人々が作品を通して心に残る瞬間を体験できることでしょう。
ぜひ、特設サイトを訪れて多彩な作品をご覧ください。文化展は、私たちの日常に彩りを与える素晴らしい機会であり、多くの人の心に残ること間違いなしです。作品を通じて日本の豊かさを感じるひとときをお楽しみください。
お問い合わせ
参加を希望する方は、公益財団法人日本交通文化協会の特設サイトを確認し、必要な情報を取得してください。一般のお問い合わせも受け付けており、平日午前10時から午後5時まで対応しています。
電話: 03-3504-2207 (直通)
FAX: 03-3504-2224
メール:
[email protected]
文化と観光の融合を楽しむこのイベントをお見逃しなく!