農福連携とメニュー
2024-11-25 09:18:36

農福連携で育まれる特別メニュー、官庁食堂で実施される意義

株式会社SANKO MARKETING FOODSは、2024年11月25日から12月6日の間、農林水産省の「あふ食堂」を含む5省庁の職員食堂で、特別メニューを提供します。これにより、農業と福祉の連携を強化し、地域支援を目指す取り組みを進めています。

ノウフク連携とは


ノウフク連携は、障害者が農業での活躍を通じて自信や生きがいを得ることを目的とした取り組みです。この取り組みは、農業の担い手不足を解消し、障害者への就労支援を行うだけでなく、社会全体の理解を促進することも求められています。また、新たに設立された「ノウフクの日」が2023年から制定され、各所でイベントが企画されるなど、その認知度も向上しています。

当社は、3回目となるこの取り組みを通じて、各ノウフク事業所から提供される農畜産物を活用します。特に農林水産省のあふ食堂では、新米のお米が提供され、農業の恵みを直接体験できる機会ともなっています。群馬県前橋市から届くコシヒカリ新米は、特に今期の良質な仕上がりとのことで、地域の特性や農福連携が生み出す成果を実感できます。

具体的なメニューと生産者の取組


今回の特別メニューの中でも注目を集めるのは、ノウフクカレーやノウフクチーズオムライス等です。これらは、農福連携事業所からの食材を使用し、社員食堂で味わえます。ノウフクカレーは豚ひき肉やさつまいも等を用いたスパイシーな味わいが特徴で、何より全ての食材が農福連携によって集められたものです。

さらに、来月からは青森県産のムツニシキ新米が登場します。このお米は、2000年代初頭に一時途絶えた歴史ある品種を有機栽培で復活させたもので、特別な地元の料理としての役割も果たしています。他にも横浜刑務所で作られるパスタや、網走刑務所で育てられた「監獄和牛」を使ったメニューも提供され、特別な体験が待っています。

参加する事業所と地域の結びつき


ノウフク連携に関与する事業所も多岐にわたり、群馬や青森、鹿児島など、各地の事業者が協力しています。これにより、生産者と消費者が直接つながり、地域の活性化にも寄与が期待されます。特に、これらの協働は「食」を通じて地域をさらに深めていく手段となっています。私たちが食べるものが、どのように作られ、誰の手によって育まれているのかを知ることで、食の安全性や美味しさがより一層深まると言えるでしょう。

まとめ


SANKO MARKETING FOODSが提唱するこの取り組みは、官公庁の職員が日常的に地域の食材を楽しみながら、農福連携の意義を理解し、地域に貢献できる機会を提供しています。2024年の特別メニューは、食を媒介にした新たな社会連携の在り方を示しており、本キャンペーンを通じて地域とともに育ち、広がりを見せることが期待されています。今後も地域の魅力を引き出していく活動が、一層の発展を遂げることを願っています。


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会社情報

会社名
株式会社SANKO MARKETING FOODS
住所
東京都中央区新川1-10-14
電話番号
03-6861-9630

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