金融教育イベント「親子で体験 二つのゲームで将来に差をつけろ」
1月25日(土)、山梨中央銀行は【親子で体験 二つのゲームで将来に差をつけろ】というユニークな金融教育イベントを開催しました。今回のイベントは、野村ホールディングス株式会社の協力を受け、地域の小学生とその保護者を対象に行われました。
イベントには、11組24名の親子が参加し、前半の「ライフプランシミュレーションゲーム」では、心理テストにチャレンジしながら、子育てや住宅費用など、生活に必要なお金について深く学ぶことができました。このゲームは、参加者が自分たちの将来をシミュレーションし、どのようにお金が必要になるかを視覚的に理解することを目的としています。
後半には、サイコロを使った「サイコロゲームで輸入体験」が行われました。このゲームでは、サイコロを振ることで為替レートが変動し、円高や円安の概念を実際に体験することができました。実際のニュースで耳にすることの多い為替レートについて学ぶことで、参加者はその重要性を実感し、「円高・円安が生活にどのように影響するのか」を考える良い機会となりました。
参加者からは、「生きていく上で、想像以上にお金がかかることに驚いた」という意見や、「為替レートの変動について知らなかったが、今回のゲームでよく理解できた」といった感想が寄せられました。実際に体験することが、ただの知識としてではなく、将来に向けた実践的な学びとして役立つことを証明した瞬間です。
山梨中央銀行は、地域の金融機関としての重要な役割を果たすため、今後もこのような金融教育の機会を提供し続けていくとしています。教育と文化の観点からは、持続可能な地域社会の発展に寄与することができると信じています。金融に関する理解を深め、多くの家族が経済的な自立へと向かう手助けをしていくことで、地域全体がより豊かになっていくことを目指しています。
このイベントは、子供たちが将来を見据えた賢い選択をするための重要な一歩になったことでしょう。親子で一緒に楽しみながら学べる環境を通じて、これからの世代にしっかりとした金融教育を根付かせることが求められています。
今後もこのような取り組みが増えていくことを期待したいですね。