逸翁美術館、2025年度の展覧会が盛りだくさん！アートの魅力を再発見する旅へ

逸翁美術館の2025年度展覧会スケジュール

公益財団法人阪急文化財団が運営している逸翁美術館の2025年度展覧会の計画が発表されました。今年のスケジュールは非常に魅力的で、多様なテーマが用意されています。特に、大阪池田に深いゆかりのある画家「呉春」に焦点を当てた展示から始まります。

1. 呉春を知る

2025展示II: 四条派ですが、実は─ 詩情派。呉春

開催期間: 4月12日（土）〜6月15日（日）
この展示は、呉春の作品を文学史的観点から探求することを目的としています。呉春は与謝蕪村に影響を受けた画家であり、彼の描く風景や人物は叙情的かつ写実的です。本展示では、呉春が持つ詩情と彼が影響を与えた四条派について深く掘り下げていきます。

美術史だけでなく、文学史を交えたアプローチで、観客は呉春の作品世界に浸ることができるでしょう。多くの魅力的な作品が展示される予定です。

2. 刀剣と浮世絵の世界

2025展示III: 二次元刀剣物語～浮世絵をのぞいてみたら～（仮）

開催期間: 7月12日（土）〜9月7日（日）
この展示では、歌舞伎に登場する独特な刀剣を浮世絵を通じて紹介します。特に弁慶が持つ道具や、劇中に描かれる名刀たちの物語に焦点を当てます。多様な刀剣のストーリーが観客の想像をかき立てることでしょう。歴史的背景や刀剣の象徴的意義が明らかにされ、その魅力が再発見されます。

3. あの作品に会いたい！

2025展示IV: あの作品に会いたい！～推しの作品、紹介します～

開催期間: 9月27日（土）〜11月30日（日）
こちらの展示は、教科書や映像で目にする機会の多い作品たちに焦点を当て、皆さんの思い出や感情に響く内容となります。歴史上の有名人物の肖像画や、知られざる名作など、作品の背後にあるストーリーがわかりやすく紹介されます。観客は新たな「推し」を見つける楽しみがあるでしょう。

4. 鳥をテーマにした特別展示

2026展示I: とりマニア

開催期間: 2026年1月24日（土）〜3月29日（日）
古来より多くのアーティストにインスピレーションを与えてきた鳥たち。彼らの姿がどのように絵画や文学、工芸に描かれたのかを探る展示になります。特に、小林一三が収集した鳥に関する作品が披露され、普段は見ることのできない珍しい展示が行われます。