アンリツ株式会社は、光伝送ネットワークにおけるマルチベンダーの相互接続を実現するためのインタフェースを定義しているOpenROADM Multi-Source Agreement (MSA)に加盟したことを発表しました。
アンリツは、測定器ベンダーとしてOpenROADM活動に参画し、相互接続の仕様策定を推進するとともに、実証実験を通じて光ネットワークのオープン化と効率化に貢献していきます。
通信計測カンパニー サービスインフラストラクチャソリューション事業部部長の西小原匡則氏は、「アンリツは、サービスプロバイダーとベンダーから成るOpenROADMに、測定器ベンダーとして初めて参加できることを嬉しく思います。OpenROADM MSAグループは、ネットワークの管理、ベンダー相互運用のオープンな進化を目的としています。これから、ネットワーク全体の制御および品質モニタをおこなうネットワークオーケストレーションや、ネットワーク障害の検知および要因分析の実現に向けた新たな測定イノベーション、などに取り組めることを楽しみにしています。」と述べています。
アンリツは、OpenROADM相互接続検証の測定提案やサポートを通じて、OpenROADM活動に積極的に貢献していく方針です。
OpenROADM MSAは、光伝送ネットワークにおけるマルチベンダーの相互接続を実現するためのインタフェースを定義する組織です。OpenROADMの導入により、ネットワークの運用管理が簡素化され、ネットワークの柔軟性と拡張性が向上すると期待されています。