ugo、東南アジア進出
2025-02-13 11:39:57

ugo株式会社、東南アジア市場での業務提携を深化させる

業務DXロボットの開発を手掛けるugo株式会社が、東南アジア市場における事業拡大を目指し、シンガポールのOurglass Robotics社およびマレーシアのRobopreneur社との業務提携の基本合意書(MoU)を結びました。この提携により、シンガポールとマレーシアでの効果的な販売とサポート体制の構築が進められ、ロボット導入の加速が期待されています。

東南アジア市場への進出背景


シンガポールは、東南アジア全域のビジネスハブとして位置づけられており、その経済環境は安定しています。テクノロジー導入に非常に積極的な国でもあり、特にスマートシティ構想のもとではAIおよびロボット技術の活用が推奨されています。また、労働力不足の問題が浮上しており、それを補うための自動化技術の需要が高まっています。少子高齢化が進行し、労働力不足は今後ますます深刻な課題となる見込みで、自動化技術の必要性が増していくと言えるでしょう。

一方、マレーシアもまた、ビジネス展開に適した環境を整えています。安定した電力供給と低い災害リスクが魅力とされ、データセンターへの投資が活発です。開業や建設の許可取得が比較的スムーズで、対外貿易が容易な環境も高く評価されています。これからのマレーシアの経済成長においても、自動化技術、特にサービスロボットの需要はますます高まると予想されます。

シンガポール市場での取り組み


提携先のOurglass Pte Ltd社とは、シンガポール政府や民間企業向けにロボットソリューションを提供し、販売・サポート体制の構築に力を入れています。この体制により、シンガポール市場においてロボットが円滑に導入されることを期待しています。

マレーシア市場での取り組み


Robopreneur Sdn Bhd社との連携では、マレーシア国内での販売および流通を強化し、サポート体制の構築を進めています。この取り組みにより、マレーシア市場でのロボット技術の普及が加速し、産業全体の生産性向上に寄与することを目指しています。

今後の展望


ugoは、シンガポールとマレーシアでのビジネス展開を出発点に、東南アジア全域でのロボット活用促進を進め、さらにサービスロボットのエコシステムの構築を目指しています。これにより、企業は労働力不足を克服し、効率的な運営が可能となるでしょう。

業務DXロボット「ugo(ユーゴー)」とは


“ugo”は、遠隔操作とAI自動モードを融合させた業務DXロボットです。多様な業務や設備に適応し、特に労働力不足が顕著な現場でのDX化に貢献します。

会社概要


ugo株式会社は、東京都千代田区に本社を置き、2018年に設立されました。代表取締役の松井健氏が率いるこの企業は、ugoソリューションの提供に加え、RaaSフレームワークの開発と運用も行っています。詳しくは公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
ugo株式会社
住所
東京都千代田区東神田1-7-8プライム東神田ビル9階
電話番号
03-5846-9967

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