新スマート物流
2023-06-19 13:00:02

持続可能な地域を目指す「新スマート物流シンポジウム」が開催

物流業界の今、そして未来



2023年7月7日、「第2回 新スマート物流シンポジウム」が東京のベルサール神保町アネックスで開催されます。このシンポジウムでは、EC市場の成長に伴い、個宅配送が増加している背景や、エネルギー価格の高騰、環境負荷の低減ニーズなどの現状に加えて、特に注目されるのが「物流2024年問題」です。この問題により、特に地方でのドライバー不足が深刻化し、物流の基盤が崩れる懸念が広がっています。

主催する「全国新スマート物流推進協議会」は、これらの課題を解決するための施策を提案することを目的としています。昨年の第一回シンポジウムには、300人以上の参加があり、各自治体の実例が共有されました。今回のシンポジウムでも、国交省の専門家が集まり、物流業界が直面する課題や新スマート物流の可能性について議論が交わされます。

シンポジウムの見どころ


今回は、デジタル大臣の河野太郎氏が基調講演を行い、地方発の豊かな社会づくりについて言及。さらに国土交通省の鶴田浩久氏による「物流2024年問題への対策」についての講演も予定されています。これにより、業界内での情報共有が進む期待が高まります。

新スマート物流は、地域のモノの流れの最適化を目指し、陸上配送とドローン配送を組み合わせることにより、地域社会の課題に対応することを目的としています。特に、買物弱者、医療弱者、さらには災害対応など、多岐にわたる社会的なニーズに応えることが求められています。地域社会の課題を解決するために、新スマート物流はデジタル技術やテクノロジーを駆使し、効率的で持続可能な物流の実現を目指しています。

運営側は、シンポジウムを通じて地域のラストワンマイル物流を最適化する取り組みをさらに加速させる考えです。今後も官民の協力体制を強化し、地域社会のニーズに応じた持続可能な物流環境の構築に努めることが強調されています。

詳細情報


シンポジウムは、リアルとオンラインのハイブリッド形式で行われ、参加は事前登録制で無料です。地域社会の未来を形作る重要な機会であり、多くの方々の関心が寄せられることが期待されます。参加申し込みやメディア取材の申し込みは、全国新スマート物流推進協議会の公式ウェブサイトを通じて行えます。

新スマート物流推進協議会は、地域社会が直面する様々な課題に対し、新たな物流の形を提案し続ける先駆者として、今後の活動にも注目が集まります。

会社情報

会社名
全国新スマート物流推進協議会
住所
東京都渋谷区恵比寿西2−3−5石井ビル6F 株式会社エアロネクスト内
電話番号

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