スマートシティモデル事業推進の新たなステージとは？初回有識者委員会開催

スマートシティモデル事業の推進に向けた第一歩

国土交通省は、都市の課題を解決し、新たな価値を生み出すスマートシティの実現に向けた取り組みを支援しています。この度開催される「令和６年度スマートシティモデル事業等推進有識者委員会」の第1回会合は、その一環として位置付けられています。会合では、先進的技術やデータの活用により、都市活動やインフラの管理の高度化が議論されます。

進化するスマートシティ

スマートシティとは、IoT（モノのインターネット）やビッグデータを活用して、都市生活をより快適で効率的にする試みです。これにより、交通渋滞の緩和やエネルギーの効率的な利用、さらには安全で安心な暮らしの実現が可能となります。今回の委員会では、これらの取り組みについて具体的な議論が行われます。

開催概要

- 日時: 令和6年9月2日（月）10:00～12:00
- 場所: 中央合同庁舎２号館１階共用会議室１（東京都千代田区霞が関2-1-2）
- 議題:

1. スマートシティ実装化支援事業の採択結果
2. スマートシティの推進に向けた取組み
3. 効果検証およびデジタル情報活用委員会について

また、会議は会場とウェブの併用で進行され、報道機関のみが冒頭での傍聴およびカメラ撮影が許可されています。一般の方の傍聴は予定されていません。取材を希望する場合は、事前に申込が必要です。

スマートシティへの期待

国内各地で進行中のスマートシティ実現への取り組みは、地方創生や地域経済の活性化に寄与することが期待されています。地域の特性に応じて、先進的な技術を用いた実証実験やデモンストレーションが行われており、これらの成果を広くシェアすることで、全国規模でのスマートシティの実装が促進されていくでしょう。

この委員会を通じて、国土交通省は、EBPM（エビデンスに基づく政策形成）の理念を取り入れ、データに基づいたスマートシティ政策の推進に向けたアプローチを強化していく方針です。