病気療養中の子どもたちを支える新たな拠点へ
病気を抱える子どもたちが自分らしく生活できるように支援する、認定NPO法人ポケットサポートが新たに交流拠点の開設に向けてクラウドファンディングを始めました。これにより、病気療養中の子どもたちが安心して集い、互いに支え合える場所を提供することを目指しています。
交流拠点開設の背景
認定NPO法人ポケットサポートは、2015年11月に設立され、小児がんや心臓病などを抱える子どもたちへの支援活動を行っています。これまで、医療機関や学校と連携し、多くの子どもたちが治療と学習を両立できるように努力してきました。しかし、病気という苦しい状況に置かれた子どもたちは孤立しがちであり、心の支えとなる交流の場が必要とされています。
毎年、約70件の相談が全国から寄せられ、特に「子どもたちが安心して集える場所」が切実に求められています。そこで、私たちは2024年9月を目標に、病気療養中の子どもたちやその家族が「ひとりじゃない」と安心できる交流拠点を設ける計画を立てました。
クラウドファンディングの詳細
今回のクラウドファンディング「GIVING100 by Yogibo」は、2024年8月1日から9月30日まで実施され、目標金額は120万円です。このプロジェクトでは、寄付金の全額が直接活動に利用され、寄付金控除の対象にもなるため、皆様の支援が大きな意味を持ちます。決済はクレジットカードや銀行振込で可能です。
プロジェクトページは以下のURLからアクセスできます。
クラウドファンディングページ
目指すべき未来
私たちが目指すのは、具体的に次の三つのポイントです。
1. 病気療養する子どもたちが集えるバリアフリー交流スペースの改装。
2. 入院中の子どもたちとオンラインでつながれるWi-Fi環境の整備。
3. 全国からの相談に対応するための支援体制の強化。
これらの取り組みにより、子どもたちは孤独を感じることなく、安心して交流できる環境を持つことができます。
寄付金の使い道
クラウドファンディングで集まった寄付金は、詳しくは以下のように活用されます。
- - 交流拠点の改装費用:350万円
- - アスベスト調査費用:20万円
- - 机&椅子、冷蔵庫などの設備購入:25万円
- - 空調設備設置費用:20万円
- - ネット回線工事費:2万円
- - Wi-Fi工事費:15万円
- - 防犯カメラ設置費用:20万円
- - 行い特に必要なその他の経費:5万円
合計して465万円の費用が必要ですが、目標金額を超えた場合は、さらなる施設充実やイベント開催資金に補充されます。
子どもたちの未来を共に築く
医療技術の進歩により、生存する機会が増えたものの、長期療養がもたらす精神的な負担は軽視されるべきではありません。ポケットサポートは、病気療養中の子どもたちが自分の未来を諦めることなく、明るい夢を描けるように支えたいと考えています。
皆様からの温かいご支援が、このプロジェクトを成功に導き、より多くの子どもたちが元気な未来を見つける手助けとなります。私たちの活動に興味を持っていただけましたら、ぜひご協力をお願い申し上げます。
認定NPO法人ポケットサポートについて
ポケットサポートは、岡山を拠点に小児がんや心臓病などの患児とその家族を支援する団体です。「希望をもって自分らしく暮らせる社会」を目指し、さまざまな活動を展開しています。入院中の子どもたちが活発に交流できる環境を整えていくために、今後も努力を続けて参ります。
公式ホームページ:
ポケットサポート公式サイト