沼津市での参加型社会貢献コンテンツ「PicTrée」実証試験
シンガポールに本社を置くDigital Entertainment Asset Pte.Ltd.(DEA)は、地域の課題解決を目指したゲームプラットフォーム「PicTrée」を用いた新たな取り組みを発表しました。このプロジェクトは、東京電力パワーグリッド株式会社(東電 PG)との連携によるもので、地域の価値向上を図っています。
今、静岡県の沼津市全域を対象に、「ぼくとわたしの電柱合戦」として知られる「PicTrée」の実証試験が進行中です。これは単なるゲームにとどまらず、地域のインフラ設備の保守や価値再発見を促進することを目的としています。実際、多くの市民が参加し、多数のインフラ設備の写真が投稿されており、このデータが機能検証に役立っています。
実証試験の具体的な内容
今回の実証試験では、沼津市の自然や文化を「ぬまづの宝100選」として紹介する観光振興プロジェクトを展開します。
1.
「ぬまづの宝100選」との連携
このプロジェクトは、沼津市内の魅力を再発見するゲームと観光を融合させており、プレイヤーはゲームを楽しみながら市の魅力に触れられます。 具体的には、2025年2月22日から4月27日までの期間に、沼津市のさまざまな観光スポットが撮影対象となります。このイベントでは、参加者が「ぬまづの宝」を探すアクティビティが行われ、地域を回遊しながら新たな発見ができる機会を提供します。
2.
地域防災力の向上
次に、市民の安全を確保するための取り組みとして、地域内の防災スポットを利用した防災力向上の施策を実施します。2025年3月8日から4月27日までの期間中、沼津市内の防災設備はピクトレの撮影対象とされ、災害備えについての知識を深めるチャンスとなります。この取り組みにより、日常の防災意識が高まり、より安全・安心なまちづくりへと繋がります。
PicTréeの目指す未来
「PicTrée」は、ゲームを楽しむことが地域社会への貢献へとつながる新しい仕組みを提案しています。実証試験の結果を受けて、地域のさらなる活性化や価値向上を視野に入れた機能充実を進めていく予定です。参加者にとっては、娯楽としてだけでなく、地域を知り、守る機会にもなるでしょう。
今後、この実証試験の成果がどのように地域にもたらされるのか、関係者も期待を寄せるところです。皆さんもぜひ、この新たな試みに参加して、沼津市の魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。詳細については、PicTréeの公式サイトからもご確認いただけます。
この取り組みを通じて、地域社会の一員として参画し、豊かな未来の実現に貢献しましょう。