TOPPANインフォメディア、第4回国際発酵・醸造食品産業展に出展決定!
TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPANインフォメディア株式会社は、2025年7月に東京ビッグサイトで開催される「第4回国際発酵・醸造食品産業展」に出展することが決まりました。この展示会は、発酵および醸造に関連する食品や材料、機器を一堂に集めた日本唯一の専門展です。
TOPPANインフォメディアのブース(南3ホール/小間番号S16-14)では、環境負荷を軽減するためのテーマとして『ラベル使用後の廃棄物“ラベル台紙”を「出さない」「増やさない」』が掲げられています。この取り組みは、発酵・醸造食品業界における持続可能な社会の実現を目指すものです。
主な展示内容
環境配慮型ディレードラベル・ライナーレスラベラー
展示会では、加熱によって接着性を発揮するディレードラベルを使用したライナーレスラベラーのデモンストレーションも予定されています。このディレードラベルは、従来の剥離紙を必要とせず、廃棄物を大幅に削減します。具体的には、熱を加えると粘着が発揮されるので、より効率的な運用が可能となります。加えて、CO2の排出量削減にも寄与します。
ラベル台紙の水平リサイクル「資源循環プロジェクト」
TOPPANインフォメディアは、環境に配慮した「資源循環プロジェクト」にも参加しています。このプロジェクトでは、ラベル台紙を剥離紙からリサイクル専用台紙に置き換える取り組みを進めています。使用した台紙は回収・リサイクルされ、再度原料として利用されるため、環境負荷が大幅に軽減されます。
スタンダードモデルラベラーのデモンストレーション
中小企業省力化投資補助金を活用しているスタンダードモデルラベラーも展示されます。このラベラーは、コンベヤ付きで、パウチへのラベル貼付のデモンストレーションを行う予定です。効率化や生産性向上を目指す中小企業向けに設計されています。
オンライン印刷サービス「HappyLabels」
TOPPANインフォメディアが提供する「HappyLabels」は、高品質なラベルをオンラインで注文できるサービスです。特に、小ロット多品種に対応したデザインバリエーションサービスが特徴で、クラフトビール業界など多様なニーズに応えています。
開催概要
「第4回国際発酵・醸造食品産業展」は、2025年7月16日から18日までの3日間、東京ビッグサイト南展示棟で開催されます。具体的な時間は10:00から17:00まで。主催はTSO International株式会社です。
環境に対する意識が高まる中、TOPPANインフォメディアの取り組みがどのように業界に影響を与えるのか、注目が集まります。サステナビリティの重要性が叫ばれる今、発酵・醸造食品業界の未来を見据えた取り組みがどう進展するのか、期待が高まります。