光と鉄の芸術「808 Lines」の魅力
大阪の夜を彩るアートイベント、「大阪・光の饗宴2022」で新たに登場した「808 Lines」。このインスタレーションは、川、橋、船が交わる「水の都」大阪の歴史と未来を表現しています。12月14日から25日までの12日間、特別な光の演出の中で訪れる人々を迎え入れます。
808 Linesとは?
作品タイトルの「808 Lines」は、江戸時代に架けられた数々の橋、通称「八百八橋」に由来しています。これは、当時の人々と水辺の景色がどのように交わり合っていたのかを象徴するもので、鉄と光の線で形作られた船には、水辺の景色と行き交う人々の姿が反映されています。このアートオブジェは、まさに水辺と人、街とが繋がることを表現しています。
アートの見どころ
イベント会場では、路面に映し出される穏やかな水面模様が来場者を導く役割を果たしています。そのマッピングに沿って進むと、川沿いに設置された船のアートオブジェへと辿り着きます。「水辺と、人と、街」という異なる要素が交じり合うこの場所で、訪れる人々は特別な時間を楽しむことができるのです。
開催情報
「大阪・光の饗宴2022」は、大阪市役所周辺から中之島公園にかけて開催されます。夜の17時から22時まで点灯し、各コンテンツの詳細は公式ホームページで確認できます。イベントの開催期間は2022年12月14日から25日までの12日間です。最寄駅は、Osaka Metroの「淀屋橋駅」「北浜駅」「天満橋駅」と京阪の「なにわ橋駅」となっており、アクセスも非常に便利です。
TOOP design worksについて
「808 Lines」の制作を手がけたのは、株式会社TOOP design worksです。彼らは「循環するものづくり」をテーマに、家具や雑貨のデザイン・製作から、空間デザインやアートに積極的に取り組んでいます。大阪港区の廃ビルに拠点を持ち、2005年から活動を開始。2010年には内装や雑貨の店「Nonius」をオープンし、アートイベント地下での出展でも高い評価を得ています。
「808 Lines」を観に行くことで、ただの観光とは違った新たな視点で大阪の魅力を再発見できることでしょう。ぜひ、この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。
詳しい情報は、
公式ホームページをご覧ください。