TOPPANがBioJapan 2024に出展!
TOPPAN株式会社は、2024年10月に開催される「BioJapan 2024」に出展し、自社の細胞外小胞(エクソソーム)検出技術を紹介します。特に注目されるのは、イムノクロマト法を用いてエクソソームを特定する新しい技術です。この技術は、細胞外の成分の診断や予防医療に貢献するもので、研究用試薬キットと共に展示される予定です。
展示のハイライト
TOPPANのブース(小間番号B-62)では、次の主な技術が展示されます。
1. エクソソームをイムノクロマト法で検出する技術
TOPPANが開発したこの技術は、細胞外小胞の流体バイオプシーに基づいており、特許も取得済みです。大日本塗料株式会社との特許ライセンス契約に基づき、最近発売された「Exorapid-qIC®細胞外小胞用イムノクロマトキット」を通じて具体的な用途が示されます。このキットは、エクソソームの検出が簡単にできるようにデザインされています。
2. CAM-FIT®を用いたデジタル定量化技術
次に紹介されるのは、TOPPANが長年にわたって培ったカラーマネジメント技術です。この技術を活用し、イムノクロマトの検出結果を正確に数値化する方法が紹介されます。このプロセスは、環境に依存せずに適正な色変換を行うことができ、幅広い状況で正確な分析が可能です。
3. 体外診断用医薬品の製造受託サービス
さらに、TOPPANは体外診断薬の製造受託サービスも提供しています。このサービスは、診断薬の量産や梱包、出荷に関連した幅広いサービスをカバーしています。具体的には試薬の分注、関連部品の手配、梱包作業など多岐にわたります。
セミナー情報
「BioJapan 2024」では、アネックスホールF202において特別なランチョンセミナーも開催されます。セミナータイトルは「細胞外小胞を利用した医療応用への可能性:革新的ハイスループット検出手法の提案」で、2024年10月11日の11:30〜12:30に行われます。このセミナーでは、リキッドバイオプシーによる新たな体液検査の可能性が議論される予定です。
登壇者には、名古屋大学医学部附属病院の横井暁講師、大日本塗料の宮澤雄太氏、TOPPANの勝亦優氏が参加します。
イベントの詳細
「BioJapan 2024」は、再生医療とヘルステクノロジーの展示会として、2024年10月9日から11日までパシフィコ横浜で開催されます。公式サイトからの情報収集やセミナーの登録が求められますので、ぜひチェックしてください。
公式サイト:
BioJapan 2024
このように、TOPPANの出展は最新の医療技術を探る機会となり、参加者にその革新性を促す重要な成果が期待されます。