リガクの新装置
2025-07-01 11:12:21

リガクが革新をもたらす熱分析装置「STAvesta」を発表!

リガクがついに熱分析装置「STAvesta」を発表



2025年7月1日から全世界で販売されるリガクの最新熱分析装置「STAvesta」は、重さや熱量の変化を同時に測定することで、高機能・複合材料の開発をサポートします。この装置は多様な分野での利用が期待されており、特に研究開発や品質管理においてその真価を発揮します。

革新的な機能「FlatBlank」



「STAvesta」の最大の特徴の一つは、自動調整機能「FlatBlank」です。従来、測定前には手動でベースライン調整を行う必要があり、特に初心者にとっては手間がかかりました。しかし、新機能「FlatBlank」はこの作業を自動化し、準備時間を大幅に短縮します。これにより、複数のサンプルを効率よく処理することが可能となり、全体の作業効率が向上します。

幅広いユーザーのニーズに応える



「STAvesta」は、目的や測定条件に応じて7種類の電気炉に対応しており、これを簡単に交換可能な設計がされています。また、測定中のサンプルをリアルタイムで観察できる機能も備えており、研究開発のスピードと精度の向上に寄与します。

新機能「vestaeye」で装置の状態をモニタリング



業界初の新機能「vestaeye」は、装置自身が異常を自動で診断し、常時モニタリングが可能です。これにより、測定開始前に装置の正常動作状態を確認することができ、貴重なサンプルを無駄にするリスクを軽減します。

高精度な温度制御



リガクの新しい温度コントロール機能は、設定した温度プログラムに従って試料を加熱し、保持する能力が格段に向上しました。これにより、狙った反応を促し、より正確な測定が可能となります。測定の精度向上が期待されるこの機能は、熱分析において重要な役割を果たします。

52サンプルの高速処理



さらに、オートサンプルチェンジャーは前モデルの28個から最大52個へと進化しました。この大幅なアップグレードにより、約2.3倍の搬送スピードと1,000連続測定を実現し、高効率な測定が可能です。加えて、トレー部はガスフローにも対応し、特に吸湿性が高い粉末の測定にも適しています。

グローバルな展望



リガクは、STAvestaを通じて培ってきた信頼と実績をもとに、新たな市場への挑戦を進めてまいります。国内基盤を活かしつつも、グローバル市場での存在感を高めることを目指しています。1878年に設立されたリガクグループは、X線分析を起点に様々な分析技術を展開しており、世界中で広がるネットワークを有しています。

詳しい情報は、リガクの公式サイトをご覧ください。

これからもリガクは、革新を追求し、より良い社会の実現に向けて取り組んでいきます。


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会社情報

会社名
リガク・ホールディングス株式会社
住所
東京都昭島市松原町3-9-12
電話番号

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