亀和商店の新魚
2023-08-17 10:00:03
新たな美味しさ革命!亀和商店のASC認証ミナミアカメが業界を席巻
株式会社亀和商店が展開するミナミアカメ
日本における新しい美味しさの波、株式会社亀和商店が取り扱う「ミナミアカメ」が注目を集めています。この魚は、ASC認証を受けた海洋養殖によって生み出されたもので、見た目や食感がスズキに似ながらも、臭みがなく歯ごたえのある特性を持っています。そのため、料理中に身が崩れにくく、幅広い料理スタイルに対応することが可能です。シェフたちからも高い評価を受けており、この魚がもたらす新しい食体験に期待が寄せられています。
健康志向の方におすすめ
ミナミアカメは、タンパク質やオメガ3脂肪酸を豊富に含んでおり、健康を気にする方にもピッタリの食材です。特筆すべきは、そのカロリーがサーモンの約半分という点です。健康的な食事を求めている人々にとって、この魚は注目に値する存在となります。
Australis Aquaculture社との提携
亀和商店は、アメリカのAustralis Aquaculture社と提携しています。この会社は、ミナミアカメをベトナムでオフショアで養殖しており、人と地球にやさしい食糧システムの構築に取り組んでいます。彼らの取り組みは持続可能性に注力しており、2019年から日本への輸入・販売に尽力しています。
海洋養殖のメリット
Australis Aquaculture社では、バラマンディ(ミナミアカメの洋名)を海水で養殖することに特化しています。こちらの養殖は、淡水養殖よりも質の高い味わいが得られるとされています。料理人や水産物メーカーにとって、この選択は非常に重要です。このため、彼らはオフショア養殖に必要な1500万米ドルの投資を集め、気候変動基金からの300万ドルの助成も受けています。
環境に配慮した取り組み
ミナミアカメはフレキシタリアンで、環境負担の少ない方法で成長します。稚魚は、初期の4ヶ月間を循環技術を使った保育タンクで過ごし、プロバイオティクスや植物由来の栄養を与えられることで、抗生物質が必要ない持続可能な養殖を実現しています。これによって、出荷される製品が汚染物質を含むリスクを大幅に低減しています。
厳格な品質管理
水揚げ後のミナミアカメに対しては、品質確保のための厳しい加工工程が設けられています。骨の除去や部分ごとのコンピュータ化された分割、そして-45℃での迅速な冷凍により、新鮮さと風味が保持され、世界中へ配信されるための、慎重にしたパッケージングが行われます。
長い歴史を持つ亀和商店
亀和商店は、1938年の創業以来高級鮮魚の水産仲卸業を続けてきました。2006年には、日本で初めてMSC(海洋管理協議会)認証を取得し、環境に配慮した持続可能な水産物の取り扱いに熱心です。2015年にはASC認証も手に入れ、持続可能な養殖の水産物を提供するリーダーとしての地位を確立しています。
私たちの食文化を豊かにしつつ、持続可能性を追求する亀和商店。彼らの新たな取り組みが、今後どのように発展していくのか、目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社亀和商店
- 住所
- 東京都江東区豊洲六丁目6番1号豊洲市場7街区 管理施設棟5階 事務室513
- 電話番号
-
03-3520-8133