株式会社Booleanが始める3Dプリンター活用支援
福岡県北九州市の株式会社Booleanは、製造業における3Dプリンターの活用を促進する新たな支援サービスを本格的にスタートします。このサービスは、特にDfAM(Design for Additive Manufacturing)という考え方に基づき、製造プロセスの効率化を目指しています。
3Dプリンターで新たなものづくり
近年、3Dプリンターの技術は大きく進展し、その価格も下がり続けています。その結果、高強度、高精度、短時間での造形が可能となり、さまざまな業界での活用が進んでいます。特に欧州では、その普及が加速していますが、日本企業にとっては、3Dプリンターを効果的に利用するために多くの課題が残っているのも事実です。それらの障壁を克服し、より多くの企業が3Dプリンターを活用できるよう支援するのがBooleanの狙いです。
Booleanはまず、金属や樹脂の切削加工を行う企業に焦点を当て、治具調達のプロセスを3Dプリンターで構築することを目指します。切削加工において、治具のリードタイムや専有時間、外注時のコストは常に課題となっていますが、3Dプリンターを利用することで、社内で迅速かつ低コスト、高精度での治具調達が現実のものとなります。
セミナーの開催
この新サービスに関する詳細を知るためのセミナー、「治具造形内製化セミナー 3Dプリンターで固定治具を作る!」も、9月9日(月)に北九州市にて開催される予定です。興味のある方はぜひ参加し、最新の情報を収集してください。
セミナー詳細はこちら
Booleanについて
株式会社Booleanは、3Dプリンティング技術やDfAMを用いた新たなものづくりの道を切り拓く企業です。製造、デザイン、さらには伝統工芸との融合を図り、これまでにない製品を創出することを目指しています。プロダクトデザインや筐体設計、プロトタイピング、製造支援の分野での専門知識を生かし、多様なニーズに応えています。
会社情報
- - 所在地: 福岡県北九州市小倉北区浅野3丁目8−1 AIMビル6階 COMPASS小倉
- - 代表者: 濱崎トキ
- - 事業内容: プロダクトデザイン、筐体設計,プロトタイピング,製造支援,3Dプリントコンサルティング
Booleanの取り組みは、製造業を変革する力を秘めています。今後の展開にもぜひご注目ください。