雑司ヶ谷にオープンした「さかオリテ」の魅力
東京都豊島区雑司ヶ谷に位置する養生食堂「さかオリテ」が、急坂を下ったところに新たに誕生しました。運営を手掛けるのは、株式会社シェアレストランであり、店主の田口鮎子さんがキッチンカー「ayukayu」に続く新たな挑戦として開店しました。この食堂は、単なる料理を提供する場ではなく、季節の移ろいを感じながら訪れる人々が自由な時間を過ごせる空間を目指しています。
「さかオリテ」のキッチンは、料理ジャンルに縛られない自由なスタイルを採用しており、日本料理や中国料理、アジア料理などが一皿に盛り込まれ、その時季に旬を迎える食材と向き合いながら一皿を仕立てます。料理に対して何のジャンルが定まっているわけではなく、「何料理?」と訪れるお客さんに尋ねられたら明確には答えないのが店主のスタンスです。これは、食べ慣れた料理の中に意外性を見出してもらいたいとの思いから生まれた考え方です。
季節を楽しむ「季節のプレート」
オープン初期のメニューでは、複数の料理が盛り合わさった「季節のプレート」がメインとなります。これにより、訪れるたびに異なる料理を体験できる楽しみが生まれ、またその日によって変わる味わいや香り、食感を少しずつ味わうことができます。田口さんは「その季節に自分が作りたいもの」「自分が食べたいもの」「食べてもらいたいもの」といった要素を大切にし、料理の変化を楽しむことを重視しています。
健康を考えた食材選びと身体との関係
田口さんは、国際中医薬膳の資格を持つ料理人であり、健康と食の関係を深く考えながら料理を提供します。自身のルーツである岩手県の食材や調味料も今後は積極的に取り入れ、「美味しい料理をまた食べたい」と思ってもらえるよう工夫を凝らしています。日々食材を選び、料理を組み立てる作業は、健康を考えた上での創作となるのです。
これからの展望と「さかオリテ」の第2章
「さかオリテ」は、ただの食堂とはいえない存在です。キッチンカーという移動形態から実店舗を持つことになり、これまでとは違った面での挑戦が始まります。店舗が完成した際には、朝、昼、夜でそれぞれ異なる楽しみ方を提案し、地域の人々がふらりと立ち寄れる場を作っていきます。
これまで蓄積してきた経験を元に、岩手の味を織り交ぜた料理が提供され、雑司ヶ谷の街に新たな食の風景を作り出すのです。そして、キッチンカー「ayukayu」も継続して営業するため、動き続ける料理の可能性を追求していきます。
街の風景と訪れた人々の過ごし方
「さかオリテ」は、雑司ヶ谷の「のぞき坂」を下った先に位置し、そこに何が待っているのかは訪れる人それぞれによって異なります。美味しい料理を食べること、季節を感じること、誰かと会話を楽しむこと、新しい味に出会うこと。その先の時間の過ごし方まで訪れる人に委ねる、そんな自由な食堂でありたいと考えています。この新たな挑戦が、今後どのように発展していくのか楽しみです。
店舗概要
- - 店舗名: さかオリテ
- - 住所: 東京都豊島区雑司ヶ谷2-2-4フィーユ内
- - 開始日: 9月16日
- - 営業時間: 11:30~15:00
- - 店主: 田口鮎子
- - 営業日: 水曜日
- - 公式Instagram: さかオリテ
この店は、シェアレストランという仕組みを活用しており、初期投資やリスクを抑えつつ、理想の営業スタイルを実現しています。特に「週1営業」や「コンセプト重視型」の飲食店にとって、シェアレストランは非常に魅力的な選択肢です。今後も引き続き、地域に根ざしながら新しい食の提案を行っていく予定です。