地盤カルテリニューアル
2015-12-16 19:20:47

地盤カルテのリニューアルで地価と地盤リスクの関係が一目瞭然に

近年、日本国内では地盤や災害リスクに対する意識が高まっています。特に、地震や水害といった自然災害が頻発する中で、土地の安全性を判断する手段が重要になっています。そんな中、地盤ネットホールディングスが提供する「地盤カルテ®」がリニューアルを果たしました。

約10万件の診断実績を有するこのサービスは、これまで災害リスクを点数化し、ユーザーにリスクを理解する手助けを行ってきました。ですが、リニューアル後は地盤リスクと市場の人気、すなわち地価とのギャップを一目で確認できるようになったのです。これによって、利用者は安心して土地の取引を進めることができるようになりました。

リニューアルの主なポイント



地盤カルテのリニューアルでは、以下の機能が追加されました:
1. 近隣の公示地価:国土交通省のデータを基に、利用者が指定した地点から半径10km以内の公示価格を提供することで、周辺の土地価値を把握できます。これにより、一見地盤が弱いとされる地域でも高い地価を示す場所との比較が可能になり、土地取引における情報の透明性が確保されます。

2. 対象地の用途地域:土地の利用目的(住居、商業、工業など)を示す用途地域に関する情報も新たに提供され、土地利用の理解を深めることができます。これにより、利用者は地域の特性を考慮しながらリスクを評価することが可能になりました。

地盤カルテ®の概要と魅力



地盤カルテは、災害リスクを点数化する日本初のシステムです。特許出願中のこのサービスは、WEB上での無料診断を特徴とし、利用者にとって手軽にアクセスできる情報源として機能しています。サービスの提供は2015年から行われており、これまでに発表されたデータには、セーフティスコアや地質、浸水リスクなどが含まれています。

更なる機能追加により、近隣の公示地価や用途地域の情報を視覚的に表示し、ユーザーが安心して土地を判断できるサポートをしています。

地盤カルテの受賞歴



地盤カルテはその革新性が評価され、さまざまな賞を受賞しています。特に、国土交通省が主催した『電子国土賞 2015(PC部門)』では、GISソフトウェアとしての優れた特性が認められました。

地盤ネットホールディングスが目指す未来



地盤ネットホールディングスは、地盤調査データを再解析する「地盤セカンドオピニオン®」を展開し、一般消費者が安心して土地に関する情報を得られる環境を整備しています。自社開発の地盤測定機「グラウンド・プロ」を用い、さまざまな地盤情報をウェブ上で提供しています。

まとめ



地盤カルテのリニューアルは、地盤リスクを理解する上で大きな一歩となりました。これまで以上に多様な情報を基に土地の判断ができるようになり、利用者はより安心して土地の取引に臨むことができるでしょう。地盤カルテは、これからも地盤情報の透明性を確保し、利用者のニーズに応えていくことでしょう。詳しい情報は公式サイトで確認できます。

会社情報

会社名
地盤ネットホールディングス株式会社
住所
東京都新宿区新宿5-2-3MRCビル4階
電話番号
03-6265-1803

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