オンラインことばの教室
2025-10-15 12:27:05

保育現場における言葉の支援を充実させる「オンラインことばの教室」

保育現場の言葉の支援が新たな形に



日本の多くの子どもたちは、小学校に入学するころまでに、ほぼ全ての日本語の音をしっかりと発音できるようになります。しかし、実際には一部の子どもたちが悩む問題も存在します。例えば、赤ちゃん言葉が長く続いてしまうケースや、日本語の音にない独特の発音の癖を持つ子ども、また口の構造に問題があるために発音が難しいとされる子どもたちもいます。これらは、家庭や保育現場で見過ごされがちな問題であるため、早期の支援が非常に重要です。

発音に関する悩み


発音に問題を抱える子どもたちの多くには、「構音障害」が存在することがあります。構音障害とは、声や言葉の音を作る役割を持つ器官に何らかの問題が起こり、正しい音を発音できない状態を指します。これは、病気が原因となる場合もありますが、原因が明確でないケースも多いのです。どの子どもにも起こりうる可能性があり、早期に専門的な介入を受けることが改善につながることを知っておく必要があります。

保育現場での具体的な問題


保育園や幼稚園では、教師たちが日々、子どもたちと言葉の発達に向き合っていますが、その中で様々な悩みを抱えています。例えば、
  • - 子どもに「ことば」が必要なのか判断できない
  • - 保護者にどうアドバイスすれば良いのかわからない
  • - 子どもが発音に不安を抱えているが、どれが正しい支援か確信がない

こういった悩みは、保育士や幼稚園教諭の中でも多く寄せられています。さらに保護者からは、「発音が気になるが相談先が分からない」という声もよく聞かれます。このような不安が蔓延すると、保育現場での言葉の支援が後回しにされてしまうことがあります。

情報共有の重要性


この問題を解決するためには、言語聴覚士や他の専門職とのつながりが不可欠です。しかし、地域によってはその数が不足していることが一因とも言われています。そこで当法人「ことばサポートネット」では、地域や自治体と協力しながら、「オンラインことばの教室」という新たな取り組みを始めました。このプログラムでは、お子さんと保護者が、普段の環境の中で気軽に言語聴覚士の支援を受けることができる環境を整えています。

オンラインことばの教室の特徴


「オンラインことばの教室」は、次のような心配事に対応可能です。
  • - 赤ちゃん言葉が引き続き使われている場合(例:「さかな」が「しゃかな」となる等)
  • - ことばの音が歪んでいる場合(例:「こんにちは」が「こんにきは」となる等)
  • - ことばが出にくい、あるいは増えていないなどの悩み
この教室の設置により、保護者と園の先生たちは、瞬時に専門家に相談できる環境が整うため、不安を減少させることができます。

導入の利点


園や地域において、このシステムを導入することで、次のような利点が得られます。
  • - 疑問点を即座に解決できる職員支援のツールとなる。
  • - 地域の実情に即した支援が行えるとともに、ブランディングにも寄与する。
  • - 保護者は早期発見や支援が可能となり、相談しやすい環境が整う。

実際の利用者の声


実際にこのプログラムを利用している保育士からは、「専門家に相談できて安心感を得られた」という意見もあり、保護者からも「迎えの時に利用できるので負担が少ない」との声が聞かれています。

「保育博2025 東京」出展


この取り組みを広く知っていただくため、当法人は2025年11月20日から21日、東京都立産業貿易センター浜松町館で開催される「保育博 2025 東京」に出展します。このイベントでは、『オンラインことばの教室』について直接の相談が可能です。言葉の支援にお悩みの保育施設関係者の皆様、ぜひブースにお立ち寄りください。

参考情報


  • - イベント名 : 保育博 2025 東京
  • - 開催日時 : 2025年11月20日(木)~21日(金) 10:00 – 17:00
  • - 公式サイト : 保育博公式HP

団体情報


  • - 団体名 : 一般社団法人ことばサポートネット
  • - 代表理事 : 埜藤 奈美
  • - 所在地 : 岐阜県可児市光陽台1丁目39番地
  • - Webサイト : ことばサポートネット公式HP

お子様の言葉の支援に関心がある方は、ぜひお時間を作ってお立ち寄りください。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
一般社団法人ことばサポートネット
住所
岐阜県可児市光陽台1丁目39番地
電話番号

トピックス(子育て・子供服・習い事・レシピ・キッズ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。