証券データの相互連携
2025-02-17 11:42:27

スタートアップデータ標準化協会が証券データの相互連携を開始し未来に向けた一歩を踏み出す

スタートアップデータ標準化協会が新たな相互連携を発表



一般社団法人スタートアップデータ標準化協会が、日本版のOpen Cap Table Formatである「JOCF」と米国の証券データフォーマットである「米OCF」との相互連携を開始したことを発表しました。この取り組みは、未上場スタートアップにおける証券データの標準化とデジタル化を促進するため、データ標準化協会が推進してきたものであります。

相互連携の具体的な取り組み


今回の取り組みでは、以下のようなプロジェクトが実施されます。
  • - 米国のOpen Cap Table Formatを基に、日本法に準拠したJOCFとして出力できるソフトウェアのプロトタイプを開発。
  • - JOCFから米OCFへの変換機能の開発が予定されています。
  • - 開発した全てのソースコードはGithub上で公開し、オープンソースとして提供される予定です。

開発の背景


データ標準化協会はスタートアップの証券データを標準化し、デジタル化するためにさまざまな取り組みを行ってきました。2024年には、最初のバージョンとなるJOCF版1をリリースし、さらに優先株の諸条件を網羅したバージョン2を公開しました。その後、日本国内初となるOpen Cap Table Coalitionへの加盟も果たしました。これにより、日米間の証券データの共有や運用がスムーズになることが期待されています。

今後の展望


データ標準化協会は、今後の取り組みとして以下の目標を掲げています。
  • - 短期的な目標:
- コンバーティブルエクイティに対応したJOCFの新バージョンであるバージョン3の開発を2025年の初めに予定しています。
- 米OCFとのさらなる協力体制の強化、日本国内の関連事業者の参画促進も目指します。
  • - 中長期的な展望:
- 欧州やAPAC地域との証券データの標準化推進を図ります。
- JOCFを利用したツール群の開発と無料公開、AI技術の活用によって未上場株式に関する業務効率化も推進していく予定です。

データ標準化協会について


データ標準化協会は、日本におけるスタートアップの重要なイベントに伴う実行や取引コストの低減を目指して設立されています。スタートアップにおいては、会社設立や資金調達などの際に他国との競争力を持つために、データの標準化やデジタル化を進めています。協会の活動によって、創業当初からデータが標準化され、実践的なコスト削減や情報の非対称性の解消が期待されています。

お問い合わせ


本件やデータ標準化協会に関するお問い合わせは以下の連絡先までお願いいたします。
一般社団法人スタートアップデータ標準化協会事務局:[email protected]
公式HP:https://www.startupstandard.org/

この新たな取り組みにより、スタートアップの証券データ分野における国際的な連携が進み、さらなる活性化が期待されます。


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会社情報

会社名
一般社団法人スタートアップデータ標準化協会
住所
東京都渋谷区道玄坂一丁目16番6号
電話番号

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