交通安全への挑戦
2020-09-25 13:00:05
こくみん共済coopが子どもたちの交通安全を守る取り組み
こくみん共済coopの「7才の交通安全プロジェクト」
こくみん共済coopは、未来を担う子どもたちを交通事故から保護する「7才の交通安全プロジェクト」を進めています。このプロジェクトでは、特に交通安全に関する教育を強化するための様々な施策が実施されています。
交通安全を学ぶための新しい教材
このプロジェクトの一環として、金沢大学との協力により、「7才の交通安全マップ」が開発されました。この教材は、楽しく交通安全ルールを学ぶことができるシステムであり、さらに実際にその効果を試すための実験も行われました。2019年11月に始まった共同研究を基に、幼児教育の専門家や交通の専門家とともに園児や保護者の意見を取り入れた結果、クイズ形式の教育が子どもたちに好評でした。これは、子どもたちの理解度を高めるのに役立っています。
9月17日には、金沢大学附属小学校の1年生を対象に、このマップを使った授業が行われ、教育効果が非常に高いことが確認されました。特に、「交通安全について考えることの大切さ」については、教育を受けたグループとそうでないグループとの間に30%以上の差が見られました。このことから、交通安全教育の重要性が再認識される結果となりました。
デジタル標識による新たな試み
また、こくみん共済coopは「デジタル標識」の開発にも取り組んでいます。これは、特に小さな子どもたちが注意を払いやすいように設計されたもので、ビーコンドに接続された特別な標識が、近づくと可愛い動物の動画を再生し、注意を促します。このシステムにより、通学路の安全意識を高めるための実験が、金沢大学附属小学校で行われました。
実験の結果、デジタル標識が設置された地域では、学生たちの交通安全意識が60%向上したことが分かりました。これにより、デジタル技術を活用した交通安全対策の可能性が示唆される結果となっています。
未来の子どもたちを守るために
「7才の交通安全プロジェクト」は、子どもたちの行動範囲が広がるこの年代が、最も交通事故に遭うリスクが高いことに注目し、具体的な対策を提供しています。こくみん共済coopは、2020年から全国の児童館に194,181本のオリジナル横断旗を寄贈するなど、様々な取り組みを行ってきました。また、今後は石川県、富山県、福井県の児童にもこの教材を配布し、広く交通安全教育を推進していく予定です。
これらの施策を通じて、こくみん共済coopは、子どもたちが安全に成長できる社会を実現するために努力を続けています。今後も様々な研究や実験を通じて、さらなる安全対策を考えていくことが期待されます。
会社情報
- 会社名
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全国労働者共済生活協同組合連合会
- 住所
- 東京都渋谷区代々木2-12-10
- 電話番号
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