建築プロフェッショナル向けのヒューマンドキュメント誌『architects magazine』が、この度新たにVol.46を発刊しました。本号の注目の特集は、大阪・関西万博の象徴とも言える「大屋根リング」を手掛けた建築家、藤本壮介氏のインタビューです。著名な建築家である藤本氏は、当プロジェクトを通じて、"バラバラでありながらひとつである"といった社会的な構造を表現しようとしました。その設計の背景や哲学を、氏自身の言葉で語っていただきました。
加えて、今回の特集では建築業界の現状に迫り、特に注目されている設備設計の重要性についてもフォーカスを当てています。「超売り手市場」という情勢において、AIには取って代わられない建築設備設計の仕事について、年収や働き方といった具体的なデータも交えながら解説しています。必要な資格や転職のメリットに関する情報も取り扱い、多角的な視点からこれからのキャリア形成について考える内容となっています。
また、創業80年の歴史を持つ組織設計事務所・株式会社佐藤総合計画の紹介や、代表取締役の加藤利基氏とのインタビュー、さらには事務所探訪という形でインテリックス空間設計の取り組みにもスポットを当てています。さらに、霞ヶ関キャピタル株式会社のプロデュース部門にも取材を行い、最新の業界トレンドや事務所の実情を独自に掘り下げた内容を収録しています。
『architects magazine』は、建築業界における革新や挑戦を追い求めるプロフェッショナルのキャリアに寄り添いながら、そのスキル向上を図るための情報を提供することを目的としています。本号もそうした理念に基づいて編集されており、建築業界に従事する方々にとって、貴重な情報源となることでしょう。誌面の一部はウェブサイトにて公開されていますので、興味のある方はぜひご覧になってみてください。
発行日は2025年10月20日で、変型A4版の誌面は季刊として10,000部が発行されます。価格は524円(本体477円)。クリエイターや志を同じくする仲間たちが集うこの誌面を通じて、読者の皆様が新たな発見や感動を得ることを心より期待しています。
【特に注目のコンテンツ】
1. [建築家の肖像] 藤本壮介(藤本壮介建築設計事務所)
2. [建築設備設計×キャリア術] AIに奪われない仕事の魅力
3. [新進気鋭] SAMURAI ARCHITECTS
4. [事務所探訪] インテリックス空間設計
5. [プロデュース部門最前線] 霞ヶ関キャピタル
6. [事務所探訪] 佐藤総合計画
より多くの情報やバックナンバーはウェブサイト(https://www.arc-agency.jp/magazine)にてご確認いただけます。