「Respo」が資金調達成功
2025-09-08 12:42:21

EC向け積立決済SaaS「Respo」がプレシリーズAで2億円調達

株式会社リスポ、EC向け積立決済SaaS「Respo」の資金調達を完了



株式会社リスポ(東京都港区、代表取締役:黍田龍平)は、同社が提供するEC向け積立決済SaaS「Respo(リスポ)」に関して、プレシリーズAラウンドを経て累計2億円を資金調達したことを発表しました。この資金調達では、農林中金キャピタル株式会社、グローバル・ブレイン株式会社、新韓-GBフューチャーフロー投資事業有限責任組合、かんぽNEXTパートナーズ株式会社などの多様な投資家が参加しました。

積立決済の新たな可能性



「Respo」は、企業の自社ECサイトにユーザーが事前にお金を積み立て、後に商品を購入する仕組み(Save Now Buy Later)を提供します。このモデルは、特に競争が厳しいEC市場において新たな収益化の手段として注目されています。現在のEC市場は拡大を続けているものの、新規顧客獲得が難しくなっており、企業はリピート率を高める必要に迫られています。そこで「Respo」は、消費者に計画的なお金の使い方を提案し、顧客体験を向上させることで業界全体の競争力を高めることを目指しています。

なぜ積立決済(SNBL)が注目されるか



従来の「Buy Now, Pay Later(BNPL)」と比べ、積立決済(SNBL)は消費者に負債を抱えることなく計画的に購入できる仕組みです。特に経済的に慎重な消費者や若年層の間で高まる需要に応える形になっており、貯金を通じて消費行動を促進する効果があります。さらに、製品に対するロイヤルティ向上にも貢献し、メーカーは長期的な顧客との関係構築を狙えます。

BNPLが抱える課題



しかし、後払い(BNPL)は手軽さゆえに支払い遅延や利息の問題が指摘されています。このリスクから消費者に安心感を提供する新しい購入モデルとして、積立決済(SNBL)が期待されているのです。

社会に向けた資金の活用



今回の資金調達によって、「Respo」はユーザー体験の向上、導入企業の拡大、さらなる市場展開を図ります。現在すでに、家電やインテリアといった高価格商品を扱うEC事業者からの導入が進んでおり、今後は旅行、アパレル、コスメ、アウトドア商品類への展開を目指します。多様な商品に積立購入が一般化すれば、消費者の健全な購入が可能になり、企業にとっても利益が見込まれるでしょう。

投資家の期待と代表のコメント



今回のラウンドに参加した投資家たちは、リスポの提供する「Save Now, Buy Later」のモデルが日本の消費文化と親和性が高いと感じており、その成長性に期待を寄せています。代表の黍田氏は「今回の資金調達を足掛かりに、日本発で世界に通用するサービスを目指します」と述べています。

「Respo」について



「Respo」は、EC事業者向けに特化した積立決済機能を提供するSaaSです。高価格商品を購入する際の障壁を低くし、消費者に計画的な消費を促すことで、長期的かつ持続可能な成長を実現しようとしています。

今後も「Respo」は、業界の最前線を走り続け、独自の価値を提供し続ける約束をします。詳しくは公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社リスポ
住所
東京都港区南麻布5丁目15−20
電話番号
090-4515-0319

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